イタリア生活事情~犬のオペ・お代はいくら?~

“継続”が大の苦手な私に似合わず

珍しくシリーズ化出来ているこちら

『イタリア生活事情~犬のオペ~』シリーズ☆

…これもひとえに、愛犬イーラへの愛情が

なせる業(*´▽`*)

DSCN6609

↑ 飼い主お気に入りの一枚。

夏、エンガディン地方Samedan(サメーダン)

近くの小川の辺にて。

…この笑顔、もう人間やなぁ

**********

 

さて、今日も経過は順調なイーラさん。

よく食べ、よく眠り、程よく散歩をし…

特記事項なし!という事で

前回の予告通り

『イタリアの動物病院・ハウマッチ』

についてお伝えしたいと思います。

 

まずは、イタリアの動物病院のシステムについて。

これは基本的に、日本と同様です。

 

# 個人の自由診療である。

# 診療費・薬剤費に保険は利かない。

 

ただ、ひとつ大きな違い…と

個人的印象で思う事。それは…

 

# 日本より、寛大かつシンプルで値段が安い。

 

私は日本で動物病院を利用したことがないので

明確にはわかりませんが、

知り合いやネットで見聞きした情報では

“動物病院はとにかく金がかかる” がイメージです。

 

ヒトの受診時と同様、初診料・再診料などが存在し、

特に処置をしなくても診察料は徴収されるとか。。。

もちろん、そうでない所もあるとは思いますが

一般的に、“自由診療なだけに、医者の言い値”が

まかり通っている業界…と言うイメージを

私は持っています。

 

なので、イーラを飼う!とパートナーが勝手に決めた時も

私は反対しました。

“そんなに大きな犬、一体いくらかかるかわからないでしょ”

が 主な理由で。

 

しかし、ふたを開けたら

全然バカ高くなかったですね。

むしろ良心的過ぎてびっくりしました。

 

例えば、今回の“雌犬の避妊手術”にかかる費用は

€300。

1ユーロ135円として換算すると、

40,500円 と若干高く感じられますが

イタリアの感覚では、日本の三万円と同じくらいなので、

まぁ三万円としましょう。

ネットで調べた限りでは、日本でも相場はこのくらい。

じゃあ同じ…? と思いきや

こちらでは、オペそのもののみならず

前後の診療、処方箋処方、抜糸…

オペにかかる全てが含まれています。

もしかしたら、術前の血液検査代も

含まれている“かも”知れません…

“かも” と言う理由はこれまた

イタリアらしい話なのですが…

オペが終わった今でも、

お金は、まだ一銭も払っていません(≧▽≦)

 

渋っているわけではないですよ。

請求されないんです。それどころか、

オペ翌日の診療の際 申し出たにもかかわらず

「いいのいいの!抜糸の時でいいから。」

(それより、次が待ってるから早く帰って)

と言わんばかりの勢いで、

ある意味『支払い拒否』されました(笑)

 

それは 今回に限りません。

イタリアに来て間もないころの事、

ウサギの受診をした時もそうだった。

3回ほど通い、注射もしたにもかかわらず、

お会計はたったの・・・10ユーロ。

しかもそれも、私が「おいくらですか?」と

最後の診療後に聞いたからこその事。

あれ、聞いてなかったらおそらく無料だったと思います。

だって聞いた時、ちょっとびっくりしたような表情をして

「えっ、じゃあ…ウサギだから…10でいいや」

という返答だったのです。

 

日本の感覚で考えていた私にとって

毎回お会計をしてから帰るのが常識であったから

3回も通っているのに何も払っていない事に

何だか罪悪感すら感じていたのです。

だから尋ねたら、かえって驚かれてしまった。

それに私はますます驚いたわけだけど。

だって、私はその動物病院の常連でもなければ

一見さんの、しかもガイジンです。

ウサギだったから、ドクターにとっては

重要じゃなかったのか…とも思ったが

そうではなかった。

 

その後、イーラと通うようになってからも

毎回お会計なんて、した事はなく。

 

さらに驚きなのは、

診療だけで処置が特にない時は

『無料』なんです☆

 

ちょっと様子がおかしい…?と連れて行き

“様子見でいいわよ” という時。

 

耳に雑草のクズが入ってしまい受診した時…

耳を診察→入ってるわね→耳のスプレー処方

=無料。

・診察料

・薬処方料

というものは存在しないのだ。

 

いやぁ、これはシンプル。感動しました。

だから、院内も大変シンプル。

受付のねーちゃんもいないし、動物看護士なるものもいない。

二人の獣医が交代あるいは一緒に

全てを回しています。

診察・処置・会計…

でも全然滞ることなく、診療がよく回る回る。

軽い患者(患獣?)はパッパと終わらせて

会計もないから

はい、次っ 次っ。

 

余計なスペースや人件費が不要な分

このように寛容にも出来るでしょうね。

 

でも、この方が良くない?お互いの為に。

日本のような「立派な」病院や

「かわいらしい」待合室が

果たして必要なのか 犬猫にとって…? と

考えさせられる イタリアの動物病院事情でした。

 

…さて、長くなったので

薬のお値段ハウマッチ~☆については

明日お伝えしたいと思います。

Ciao ciao~

Immagine9

↑イタリア・動物病院の看板。

「アンビュラトリオ・ヴェテリナリオ」と読みます。

『動物救急対応病院』と言う意味ですね。

個人経営ではありますが、

このマークは国で統一されているようで

どこに行っても同じマークだから分かりやすい。

 

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