Tiranoティラーノ旧市街を散策する

Tiranoティラーノと言えばベルニナ線くらいしかまだ知られておらず、たいていの忙しい観光客の皆さまは駅周辺だけ見て「特に何もなかったね」で終わるのですが、それは大変もったいないことです。Tiranoティラーノでは是非、旧市街まで足を延ばしていただきたいですね。駅から徒歩5分程度で、とても雰囲気ある旧市街に到着。中世からの街並みが色濃く残り、細い路地が入り組んだザ・イタリアな街かどがあちこちに。

今日は、お客様と歩いた時のスナップと共に少しバーチャル散歩をご一緒に。

↑ 旧市街西側の広場。中世からの丸い石畳、公共水場を残しつつその向こうにはリノベされた新しい住宅も。

↑ 15世紀に築かれた城門と城壁の一部。そこをベスパが通る。

かつての混乱に乗じてでしょうか、城壁をそのまま住宅にしちゃっているのがわかります。ちょっと羨ましい。

↑ かつての街の入口にそびえたっていた塔(を模したこれはレプリカですが立派)。建物から飛び出ているのは、雨どいの水がしたたる部分。昔からの由緒ある建物では雨どいにも装飾がほどこしてあり、それぞれのデザインを見るのも楽しい。

↑ 旧市街にある教会、小さい方。

↑ 小さくても装飾はなかなか素敵です。

↑ 旧市街でメインの教会、サン・マルティーノ教会。

↑ 青空にそびえ立つ鐘楼。周りを鳥が複数舞っているのがわかるでしょうか。高くて安全なので、ハトやツバメのたまり場になっております。

↑ 旧市街の裏通り。イタリアの旧市街にあるこういった細道は私の大好物です。光と影が織りなす印影が何とも言えぬ。

↑ 1600年代建設の貴族のお屋敷。今は自治体所有で街の美術館的になっております。ちょうど展覧会をしていたので入ってみる。

↑ 内部はこんなに天井が高く、重い石づくりの家を支えるべく天井はアーチ形がお約束。丸石を敷き詰めた床、平たい石を積み重ねた壁…当時は普通だったのかも知れませんが、今同じ事やろうと思ったらとんでもない金額になるでしょうね。そもそもできる職人さんがいるのかも怪しいかも知れない。

…という事で、ある日のTiranoティラーノ旧市街ご案内スナップでした。爽やかな快晴でお散歩日和でしたね。当地方は低湿度で晴天率も高く、また夏場は陽がとても長いので一日をより有効に使えます。夕暮れ時の旧市街散策もお勧めです~。

 

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