マジでお国柄が出る非常事態時~新幹線全面ストップにハマりました~

こんにちは。2024年1月23日に発生した、高架線垂れ下がりによるJR東日本の新幹線全面ストップに見事にハマり 当日帰宅できなかったヒロコです。

その日は上越からの帰りで、昼頃上越を出発し、さくっと東京で友人と会った後その日のうちに仙台まで帰る予定であった。

北陸新幹線、上越妙高から大宮まで一本2時間で行く予定がまず長野止まりとなり。しかし在来線は動いているという事だったので、その後は
・長野〜松本→特急しなの
・松本〜都心→特急あずさ

と、多少の混雑はありつつも夕方には着くだろう…と余裕ぶっこいていいたのだが まさかまさかの自分が乗車した松本からの特急あずさにどなたかがダイブしたらしく”救出作業”とその後の処理で1時間スタック…からの、結局そのあずさは塩尻止まりとなり再び乗り換え。
こんなダブルパンチなんてある〜⁉︎ と笑っちゃうレベルで、元々は乗り換えなし新幹線1本2時間の移動のところ、①上越妙高~長野 ②長野~松本 ③松本~塩尻 ④塩尻~千葉、と4本計8時間の旅となりました。(当然東京での友人とのアポは延期。その日に仙台戻りも絶望的だったので千葉の友人宅目指し、千葉直行の特急あずさにした次第)

しかしおかげで すかさず連絡をくれて緊急避難所を提供してくれるありがたき千葉の友人の存在や、あずさに千葉行きがある事、車中で繰り広げられる年代やお国柄様々の人間模様を観察できてなかなか興味深い体験でございました。

最初に乗り換えた松本行きの特急しなのは、画像でもご覧のように大混雑。これ指定席車両なんだけど 指定も自由も関係なくみんな空いてるとこ座って それでも収まり切らず立ってる人も。お盆か大晦日かの混雑に加え、長野方面はスキーに来てるインバウンド客も多いのでとにかく荷物が多い&デカい。
私は、空いていた出入り口近くの一席に着席する事ができたが、途中駅から当然、元々指定席を買っていた人も乗ってくる。
しかし この混雑の上に、縦にしても横にしてもどこにも収まらぬ巨大スーツケースの列が通路を占拠している為 自分の席までも行けないのである。

私の何列か前の指定席を持っていたらしい若いサラリーマンは 何とか人混みをかき分けて自分の座るべき席まで到達。ところが受難はそこから始まった。
彼の席にももちろん、とりあえず座ったインバウンド客が座っていたのだが、彼が切符を見せて説明しても、どけないのである。
やり取りの内容及び言語は不明だ。
でも 外見と振る舞いからはアジア系大陸の人。
英語がわからないのか、はたまたわからぬフリをしたのか、そして彼も英語が苦手だったのか、二、三のやり取りの後彼はもう諦めた。
それだけでも気の毒なのだが、並んだ巨大スーツケースの合間に彼の席があった為その後出るにも出られないどころか体位変換もほとんどできず、スーツケースの間に挟まったまま、自分の座れるはずだった座席を目の前に眺めつつ立ち続ける…というハメになってしまった。

↑ 現場。本当は窓側が彼の席なのに、このアジア系カップル(廊下側男、窓側女)のせいで座れない彼。。。※図々しく座り続けてる男にかぶせた手のアイコンは、イタリアで納得いかぬ気持ちを表現する時のジェスチャー。

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…てかどけよ!そもそも仮に英語わからなくても切符の”指定席”の漢字でわかるだろうに彼の国の人物なら。

よっぽど私が行って助け船だそうかとも思ったが、微妙な距離な上におばちゃんが出しゃばって逆に彼に迷惑かけてもな…と思ってやめたんだけど…松本までひとりモヤモヤムカムしておりました。
私なら退くまで主張する。だって権利だもの。
そして 今後の国際社会において優しすぎる日本人の足元を見られぬように、イタリア仕込みで気の強くなったワタクシめが先陣を切ってやったりますよ😤

一方 近くにいたたぶんOZ(オーストラリア)かアメェリカの方々は 自分達の巨大スーツケースを押さえたり必要時は譲る姿勢を見せたりと 気ままに見えてもちゃんと周りへの気配りはある。

本当に 普段からもそうだけど、イレギュラーな場面においてはさらにお国柄が出るなぁ、と思った一コマでした。

…ちなみにもうひとり、指定席取ってるのに行けないミドル世代のサラリーマンさんがちょうど私の隣に立った。彼の席は車両の真ん中辺らしく とても行き着けなさそうだった為、私は指定券取ってない旨伝え席を譲ろうとしたものの
「いえ こういう時だから仕方ないですよ。大丈夫です」
と。

…惚れた。

さて あなたならこんな時どうしますか?

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