イタリアで書いてもらった日本語ケーキデコがレベル高くて驚いた件

 
La torta di compleanno 60 anni internazionale … Grande pasticceria Bolandrini di Tirano 🎂
ここ何年か仲良くさせてもらっているお友達三人とうちのパートナーが皆さん揃って今年還暦✨との事で 友人の山のおうちで誕生日パーリィをいたしました。
友人がフィオレンティーナ(Tボーンステーキ)肉塊を持って来てくれると言うので私はどうしようと考え サプライズでケーキを注文。
地元で一番美味しいケーキ屋さんのアニメ好きオタク若オーナーに半ば冗談で”もしかして日本語でもデコメッセージ書ける?”と聞いたら”余裕だよ😏“とドヤ顔。
下書きだけ見やすく間違いなく書いてくれればオッケー…というので前日に下書き書いて渡し 翌日ドキドキと取りに行ったら…
なんだこの達筆具合は。
 
「歳」 の字のはらいやハネもちゃんと再現されてるし おめでとう のバランス、ひらがなの丸っこさも完璧。
あまりに出来が良いので何か最新テクノロジーでも用いて下書きがそのままケーキに投影できる技をお持ち…?と思い聞いてみるもそうではなく 普通に目で見ながら自分で書いている、との事。
普段からアニメで日本語に接しているとは言え なかなかのセンスに脱帽でございます。
…たぶん日本語に集中力を全振りした結果 母国語であるイニシャルの並びが一番ズレてる点もむしろ微笑ましい。
↑ ホワイトチョコにデコされていて、板チョコを取ると床下には全面にフルーツが☆デコ板取った時歓声が上がったのは言うまでもありません。 ①もう大人なのであまり華美なデコレーションではなくかつ甘すぎないケーキ。②個人的に生クリーム好きじゃないので生よりはカスタード希望 ③Frutti di Bosco(山のベリーケーキ…ブルーベリー、イチゴ、ラズベリー…)希望→→→希望全て叶えられ、いや期待以上の出来に感激でございました。
 
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もちろんお友達には予想以上に喜んでいただけて素敵なパーリィとなりました。
↑ケーキを手にいい笑顔の国際・還暦同級生トリオ。うちのパートナーは仕事で来られず写っていません。左の恰幅のいい彼は近所の畑仲間かつこの山小屋オーナーB。
↑日本人友人が持ってきてこれた巨大フィオレンティーナ!柔らかくてジュウ―シーで最高でございました。
 
 
今回このケーキを頼んだのは、街の片隅にある小さなケーキ屋さん。
駐車場もなく橋向かいにはカフェ併設の大きなケーキ屋あり。
かつSNSでも一切宣伝していないのにひっきりなしに地元のお客さんが来る… そんなお店がイタリアにはたくさんあります。
どんな宣伝より口コミが最強と言うけれど その傾向はイタリアでは特に強く また老若男女誰でも食にめちゃくちゃうるさいこの国の人に認められる地元密着のお店は本当に間違いない。
しかし一般に宣伝されていないので知る術はやはり地元との絆。
こうして地元コミュニティが強いおかげでマ○クとかス○バとかグローバル飲食企業に駆逐される事なくローカルな味、文化そして経済も自然に守られているのがイタリアの素敵なところだなぁ と思います。
古いようで実は先端なイタリア式暮らし方。いろいろ参考になりそうですね🇮🇹
 
↑友人Bの山小屋。私道を少し入ったところにあるので周りには何もなく誰も来ずとても静か。谷底にある街の喧騒も全く聞こえず…
↑食後、外でのんびりするお二人。普段は都会なので”こんなにのんびりするの久しぶり!”と感激されていました。特に旦那さんが昼寝中、足元で飛ぶマルハナバチの羽音が聞こえる事に感動していました。
↑ここでは時間を忘れてのんびり~
↑普通に住みたい…可愛いおうち。
↑山小屋からは、なんと氷河も見えます。氷河のある山脈は国としてはすでにスイス。
↑もちろんブーボも一緒でしたよ~
↑この写真で、結構な勾配だってことが伝わるかしら…?
↑夕暮れ時、語らう私と友人夫婦の旦那さん。奥さんいわく「いい写真~、と思ったら私じゃなかった」と笑。
↑氷河見ながらパートナーに電話中。
↑夕暮れ時、外のテーブルでアペリティーボ。こんなシンプルなのが一番美味しいねん。
↑夕焼けも最高です。
 
 
 
↑おまけ:翌日、下界におりて我が家カンティーナにてお蕎麦でランチをしました。湯切りしてるところ
↑フォンターナ(公共水場)の冷た~い水で蕎麦を〆るお二人。手つきが鮮やか♪
↑前日がっつり食べた後はこういうあっさりが一番…と言いつつ、三人で五把ゆでて完食。だってね、旦那さん手作りつゆが美味しすぎるんですもの。
 
…以上、お山での落ち着いたオトナパーリィでした。
 

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