新型コロナのおかげでより深まる古の暮らし

自分で収穫した稲わらでしめ縄編んでみた
〜新コロのおかげでより深まる 古の暮らし方〜

 

今年 イタリアアルプスで初挑戦し実ったお米の稲わらで 試しにしめ縄を編んでみたら ちゃんとできました✨
くるくるよじって編むだけの 簡単工作。作業中は ずっとほんのりと稲というか 新しい畳みたいな 優しく懐かしい草の香りがして ずっと編んでいたい気持ちになりました。
日本では稲わらも売ってるみたいだけど うちのは刈り取ったそのままだから まだ少し穂がついているというワイルド仕様🌾

 

日本にいた時は しめ縄を編もうなんて微塵も思わず 年末ギリギリにスーパーで山積みされてるのをとりあえず買っとくか…てノリだったのに この変わりよう笑

コロナ禍のおかげで もう二年間 ほぼどこにも出かけず家と畑の往復だけなのだが 全然飽きないし むしろ 昔ながらの暮らし方が実践できてありがたく思っている。

古の人々は…
春に種を蒔き
夏に全身全霊で育て
秋には収穫そして保存に向けた加工をし
冬には保存庫にあるものを食べつつ手仕事をしながら じっと春の訪れを待ったのだろう。

それを 淡々と繰り返す事が すなわち生きる事だったのだ。

旅行に気軽に行けないとか 故郷日本にももうじき丸3年帰れていなくて恋しいとか もちろん不便はあるけれど 今回のコロナ禍というのは いろんな便利・快適に慣れきった我々の生活から "生きる"に大切なものは何かを考えさせてくれる 大切なメッセージだと思っている。

家族、健康、食べもの、働き方、情報との向き合い方… 人それぞれ 何が最も大切と知ったかは違うと思うけど この混沌をただ大変大変と思わずに それを通して自分が感じた事や 気づいた事を整理して行くと まだまだ来年も続くであろうこの騒動に振り回され過ぎず いやむしろチャンスに変えて行けるのかもしれない。

良いお年を🎍

※時差の関係で投稿が29日になっていますが これを見て慌てて今日飾ってはいけません。29日は"二重苦"と言って この日にしめ縄を飾るのは縁起が悪いと言われているので まだ飾ってない方は明日にしましょう✨

※作品素材内訳
しめ縄…我が家の畑の稲わら
松の葉と松ぼっくり…お隣スイスの山で拾った松の葉とカラマツぽっくり…カラマツの松ぼっくりは小さいので使いやすい✨
紅梅…お手製つまみ細工
赤い実…光触媒盆栽アート(九州の独立系フラワーアート協会JOFAの登録商標)の花材

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