20年越しの「恋」が実る日

…私が日本に恋に落ちたのは 19の齢だった。なぜだかは覚えていない。または これという明確な理由なんてなかったのだ。ただ 憧れという面影が 長年心を鷲掴みにしていた。

…そんな詩的書き出しで 今まさに 20年越しの夢を叶えるべく ミラノ行きの電車の中で自身の想いを綴ったマッティアは 同じ街の それも 我が家のワイン蔵の向かいに住む 大切な友人の一人。その彼が今日 ついに日本に来ます。

一般的なイタリア人とは違って いつも黒い服を着込み 無口。たまに口を開けば 私の聞いたことのない語彙で深いコメントをくれるマッティアは 何か気になる存在で 気が合いそうだなぁ と常々思っていたものだった。が そんな彼が大の日本好きだと知ったのは 仲良くなってからだった。

8歳から 映画にのめり込み 今では学校で映画を教える先生。特に好きなのは日本映画とのことで 黒沢・小津・溝口の三大監督の作品名がポンポンと出てきて その中でも傑作は「雨月物語」だと言うのを聞いた時には 参ったと思いました。同時に ジブリシリーズや「君の名は」も大好きで 今回の滞在でのメインイベントのひとつが 三鷹・ジブリの森美術館という可愛らしさも。

「今回の旅 ヒロコに全部任せた」と委ねられた私は 最近めっちゃ取りにくいと言われるジブリ美術館のチケットも頑張って取ったし 写真家もしている彼が欲しがっている ニコンのフィッシュアイ・レンズも いい中古品を抑えてある。

20年来の想いが 期待以上で締めくくられる為に 正直とてもプレッシャーですが 同時に とても嬉しく 誇らしく思う。

イタリア語を 多少なりとも知っている日本人として 2つの国の架け橋となること。

彼という ひとりの人間の歴史の中で おそらく一二を争うことになるであろう想い出作りに 深くかかわれるということ。だから ガイド始め 旅にかかわる活動は面白い。

そんな彼のために 京都でお勧めのレストランや穴場あったら教えて下さい✨

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です