自分の街が武漢化した場合の対応

もし 武漢みたいに 自分が住んでるところが封鎖になって 物流なんかが止まって孤立したらどうしよう…と シミュレーションしてみた結果…

食べもの
・穀物…パスタ、米の備蓄に加え
パン用小麦粉、ポレンタ用トウモロコシ粉あり。

・野菜、果物…畑の恵み。カンティーナ(地下貯蔵庫)には 夏の間に作ったフルーツシロップ漬けやジャム大量。

・タンパク質…チーズ、干しハム系は大量に
カンティーナ(地下貯蔵庫)に常備。
畑のニワトリから毎日卵2個は収穫。
そしていざとなったら、ニワトリ4羽とウサギ4羽で かなり食いつなげられる。

インフラ系
・水…アルプスの湧水あふれる街なので
万が一自宅が断水しても大丈夫。
最悪、街のFontana(フォンターナ:公共水飲み場)さえ止まったとしても、1000リットル以上のワインで とりあえずの乾きはしのげられる。
洗い物は 目の前の川に行こう。

↑我が家のカンティーナ一角。年ごとの変化を見る為にも 数年前分から何本もストックがあります。

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・ガス、電気…部屋は暗くても生きていけるが 重要なのは暖を取ることと、調理。
うちは最悪どちらも止まっても
薪による暖炉と 薪キッチンがあるので
当面何とかなる。薪はこの先2シーズン分は備蓄あり。

・トイレ…いざという時は、畑に穴を掘る。
来年にはいい堆肥に。

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…わりと 大丈夫そうだ。

 

時々ここでも書いているけれど
私達が 趣味というには本格的すぎる半自給自足生活を実践しているのは 近い将来来るべき(と 少なくとも我々は思っている)マジもんサバイバルの為でもある。
それは 急激な環境変化や 命の源さえ私物化しようとする多国籍アグリ企業によるものを想定していたのだけど 今回の新型肺炎騒動を見るにつけ そんな要因もあったかと。

何でも購買に頼る都市生活にとって 物流は血流みたいなもの。それが滞るということは…

そして 地震などの災害時と違って 感染の封鎖でより怖い点は そこにいる人が逃げることができず 外から入ることもかなり制限される点。封鎖されてから じき一週間になるけど 武漢住民の方々は どうしているのだろう… さらに長引き 感染も深刻化していくと 肺炎だけじゃなく 栄養失調が原因で、、、って人も出てきそうな気がする。

相変わらず とてもゆったり構えた日本の対応を見ていると 東京の武漢化もなきにしもあらず、と思ってしまう。杞憂で終わる事を祈るけれど 災害国でもあるし 何より有事というのは急に起こるものだから 今のうちから できる自衛はしておいて損はない。

都市部在住で備蓄のない方は 混み合わない今のうちに保存食など買っておく。
土地のある人は 種をまこう。ベランダしかなくても プランター栽培ができる。トマトひとつが あなたの1日を救うかも知れません。

今ベランダで乾燥中のトウモロコシと その向こうに見えるのは干し柿。眼下には 中世からの公共水飲み場の水が 垣間見えます。

イーラは お隣さんのカンティーナ入り口前で微笑み中。

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