アラフォーハイジ、イタリア語でドイツ語を学ぶ
…やればできるものだった♪
今年の冬の 大きなふたつの目標。ひとつは 剪定のエキスパートになること。そしてもうひとつが これ。ドイツ語を習得すること。
午前中の 頭がまだ冴えているうちに 行きつけのカフェへ。イタリアの典型的朝食・クロワッサンとカプチーノをお供にドイツ語を勉強するのが 最近の楽しみであります。
いかにも固そうな響きのドイツ語。周りから聞く評判からしても あまり習いたい気持ちにはなれず 今まで避けてきたが…今年ようやく 重い腰を上げた。
その理由は… 昨年夏 仕事場であるスイスのサンモリッツで なぜか日本人の私が ドイツ人のツーリストから道を聞かれたこと(犬連れだったからだろうか…)。
毎年お仕事でお世話になっているホテルのオーナーから 少しずつドイツ語で話しかけられ 無言のプレッシャーを感じること
世界遺産・ベルニナ線車中で ドイツ系の方と一緒になっても ちっとも話ができないのが悔しいこと…
などなどあるが 一番はやはり 現地の言葉を話せる、というのは 格別に 人との距離を縮めてくれるし その土地の文化を深く知る手がかりになるからである。
言語とは その国の文化の鏡。語彙や文法が そのまま歴史や文化、考え方を反映するから面白い。
…ということで 興味と必要性から この冬 地元のドイツ語レッスンに通うことに決めた。もちろん 授業はイタリア語である。外国語で別な外国語を よりによって小難しそうなドイツ語を…。
相当苦労するだろうな、と覚悟していたけれど… やってみたら 意外に楽しい…どころか なかなかハマりつつある今日この頃。
まず ドイツ語が面白い。確かに響きは硬すぎて イタリア語のような美しさはないが 噂どおり とっても論理的な言葉の作り方。
そして 普段から何気なく使っているカタカナ語の多くがドイツ語だったことに今さら気づき おぉぉ、そういうことだったのか!と 改めて頭がつながる感がある。
さらに驚いたのが 文法である。なんか 日本語と似ている。語順や格変化。そして単語の構成は 漢字そっくり。びっくりした。
同時にイタリア語の勉強にもなりつつ ドイツ語をイタリア語と日本語の両方の知識から比較し吸収できる… たぶん私は 同じ教室にいる他のイタリア人生徒より 2倍お得な学びをしていると思う。
案ずるより産むが易し。なんでも やってみるもんですね。
…早速、iPhoneのキーボードにドイツ語追加。言語が変わると アルファベットの種類と位置が変わるのが面白い。ご興味ある方はお試しあれ♪
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