イタリア語で「柿」はカコ形!?
~アラフォーハイジのプチイタリア語講座~
農夫婦に日曜なし!…てことで カトリック大帝国イタリアの日曜日、ミサの荘厳な鐘の音をBGMに 我らは大地礼賛。
枯れた畑のお掃除をしました。
畑の入り口にある柿の木は ここ数日ですっかり葉が落ちて 濃く色づいた柿の実が 収穫を急かしているよう。
そうです。意外に思われる方も多いですが イタリアにも柿があります。そしてその名も 「カキ」と呼ばれている。綴りはKaki だったり Cachiだったり お店によって統一されていませんが イタリア語ではどちらもカキと読みます。…てか 元々イタリア語にはKがないので Cachi の綴りの方がイタリア語らしいといえばらしい。
さらにイタリア語化した「カキ」の面白いところは 時々「カキ」が「カコ」になるところ。
なぜかと言うと イタリア語では 他のヨーロッパ言語の例にもれず 複数・単数、男性・女性形の活用変化があります。そのひとつである 【男性名詞の単数は-o、複数は -iで終わる】という文法ルールに カキもいつのまにか取り込まれちゃったのですね~。
なのでこちらの人は
柿二個以上 → カキ cachi
柿いっこ→ カコ caco
と呼びます。
最初は違和感と 日本原産のフルーツを守るべし!的 妙な使命感から毎回 「いやね。柿は柿なの。一個でも二個でもカキなのよ」と訂正していたものの 次第に面倒くさくなり また自分の中にイタリア語が定着するにつけ 最近はなんだか自分でも 一個の時は「カコ」じゃないと居心地が悪いくらいに感じられてきました。
甘いもの大好きのイタリア人にとって柿は この季節人気の果物のひとつ。呼び名までその国スタイルに馴染んでいるのなら それはむしろ柿の故郷の者として 喜ばしいことではあるまいか…
北イタリアの大地にしっかり根をおろした柿の木を仰ぎ見つつ そんなことを考えるアラフォーハイジであった。
両手いっぱいに運んでいるのは 大量の枯れ草。畑仕事のおかげで だいぶ力持ちになりました。
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こんにちは!
イタリアにも柿があるのですね。知らなかった。
今年は日本も柿が豊作らしく、ご近所からたくさんいただき堪能した私たちです。
そして、ボジョレーヌーボーのお話にもビックリ!
えー!って感じです。
作り方が違うとは…。
初酒じゃなかったんやー!
吉原さんちのワインの作り方を読んでると、つけたばかりなのにもう飲めるようになるのー?
と思ってました。
納得です。
我が家はヌーボーは買わない主義だったので、正解ですね(^^)
吉原さんちのワインは経過を読んでるとこちらも楽しみになります。
12月になり、天気の悪い日が多くなりました。日本海側の気候です。
風邪などひきませんように
ちはらさま
いつもお読みいただき、ありがとうございます♡
暑かったおかげか、柿はどこでも豊作なようですね♪
イタリアでもすっかりおなじみの秋の風物詩であり、
何だか我が子の成長を見ているようで微笑ましく思っております。
ヌーボーの真実… 衝撃でしょう。
この製法を知った時、直感的に「ドーピングや~ん」と
思ってしまった私です。
日本海側の冬… 石川県出身の両親からいつも聞いていました。
日本海側では、雷と言えば冬の風物詩なんですよね。
山脈を超えるだけでこんなに気候が変わるものだと。
しかし、寒い冬があるからこそ、春がありがたく、食べものが美味しくなる♪
楽しみながら耐えましょうね(^^)/