イタリアでは 散歩がちっとも進まない
イタリアでは 散歩がちっとも進まない
その理由は…
街並みが 素敵すぎるから。
もう何百回も通っている裏通りなのに 毎回 どこか新鮮で。何百年も前の古いものなのに 新しくて。
それは その木の扉に刻まれた 歴代の住人たちによる鍵のあとだったり
昔のお屋敷の門扉にまだ残る 鍛冶屋がまだいた頃の 手作りでどこかいびつな錠だったり
午後の長い陽が作る 影のお遊びだったり…
天気や時間によって変わる光の加減で 同じものでも全然違ってみえ そのものが包する 歴史の記憶を語ってくれるのだ。
一度通りすぎては 写真を撮りたくてまた戻り… 散歩が進まないのは 決してワンコのせいではございません。
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