FAQ~Tiranoとベルニナ線、よくある質問集~
【Tiranoとベルニナ鉄道】
HPに寄せられる
質問の中から、
よくいただく内容を
ピックアップして
シェアいたします。
随時更新しますので、
時々 のぞいてみて下さいね(^_-)-☆
※2018年4月現在の情報です。
【アクセス編】
Q.Bolzano(ボルツァーノ)など
ドロミテ地域からTirano方面に抜けたいのだけど
バスや電車など
公共交通機関のアクセスはありますか?
A. …ありません。(^^;
地図で見ると、
Tiranoのある
Valtellina(ヴァルテッリーナ)地方と
ドロミテ地域は近いですね。
実際に、Tiranoから
山脈を二つ超えれば、
もうドロミテ地域です。
しかし、双方を結ぶ
公共交通機関は、現在のところ
存在しません。
ですので、最短距離で
行きたい場合は
・レンタカーを借りる
・自転車で行く
(そういう方もいらっしゃいました。
元々自転車旅行が目的の
方でしたが…(^^;)
この二つの方法しかありません。
公共交通機関で
両都市を訪れるためには
列車使用にて、ミラノまで一度
出る必要があります。
(めっちゃ遠回りです)
また余談ですが、
「なぜ近いのに
バスや電車がないの?」
についての理由はこちら↓
理由1.
☆山脈という土地柄…☆
二次元の地図では近くても
間には高い山がそびえているので
第一に電車を通すことは
無理だったのでしょう。
理由2.
☆イタリアというお国柄…☆
イタリアは、世界一ともいえる
観光国ですが
公共交通サービスのレベルは
恐ろしいほど低いです。
それは、イタリアの歴史や
地理や政治など、
様々な要因によりますが
それを話し出すと終わらないので
ここでは省略します。
例えばこの、
Tirano-Bolzanoくらいの距離。
スイスであれば、当然
少なくともバスは走っていたでしょう。
むしろ、「峠越えバス」として
人気路線になっていたと思われます。
しかし、ここはイタリアです。
イタリア人でさえ
「イタリアだからね…」と、
何かを諦める時の常套句として
使われる国、イタリアです。
そういった、
国や広い地域統一しての、
観光を盛り上げるような策は
全く出てこなかったようです。
この二つを結ぶ
公共交通サービスは
現在存在しないのみならず、
将来開通する可能性も
限りなく低いと言えるでしょう。。。
【駅周辺】
Q. Tirano駅周辺に荷物を預けたい。
コインロッカーはある?
A.現在のところ、コインロッカーはありません。
が、スイス側、つまりベルニナ線の駅舎には
荷物預かり所があります。
ーーーーーーーーーーー
・料金:荷物一つあたり、5スイスフラン
・荷物サイズ:サイズに関係なく一律料金。
ただし、スキーなどはしっかりまとめないと
片足1本=荷物一つと数えられますので注意。
・時間:同日内なら無制限。
日が変わるたびに5スイスフランずつ追加。
※東京駅のように夜遅くまでは開いていません。
ベルニナ線発着時間内が目安。
(大体7:00~19:00)
一応、預けた時に閉まる時間を
確かめるのが無難です。
・申し込み:その場で、駅舎内
切符売り場カウンターで申請。
【ベルニナ線】
Q. “ベルニナ急行(特急)”と
“普通列車(鈍行)”があるようだけど、
どう違うの?
見かけやルートも違う、という人もいるけど…
A. 基本的に、「ほぼ同じ」と
言っていいと思います。
・見かけ:ほぼ変わりません。
どちらも シンボルの赤い列車です。
違いは、窓の大きさ。
『ベルニナ急行(特急)』…
天井までガラスの「パノラマ窓」により
パノラマな景観が楽しめる事を
ウリにしています。
『普通列車(鈍行)』…
普通の窓。
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・ルート:
ほぼ同じです。
違いは一点。
『普通列車』は、
Tirano-St.Moritz間を
結びます。一方
『ベルニナ急行』は
Tirano-St.Moritz間運行の他、
Tiranoと、Chur(クール)
あるいは
Tiranoと、Davos(ダボス)
間を結ぶ便があります。
その場合、
St.Moritz手前の
Pontresina(ポントレジーナ)を
経由して
ChurやDavos方面に行くので
St.Moritzは通りません。
・『急行』なだけあって…:
各駅には止まりませんし、
止まったとしても
「乗車のみ」「降車のみ」
といった制限があります。
・急行に乗った方が速いのか:
Chur, Davosまで行かれる場合は
多少速いと思いますが、
Tirano-St.Moritz間の場合、
ほぼ変わらないかあるいは
遅い場合もあります。
特に、Chur, Davos行きに
乗った場合は、Pontresinaで
乗り換えなければならないので
時間としてはむしろロスですね。
各便の詳しい内容は、
当HPに載せております
時刻表でご確認くださいませ。
→ HPトップの ベルニナ線・最新時刻表
をクリック
Q. 急行と鈍行、どっちに
乗ったらいい?:
これは、全く好き好きですね。
ただ、参考までにそれぞれの
特徴を挙げておきます。
急行は、
以下のような特徴があります。
・窓は大きいが開けられない
・全席指定なので、
座席指定料が必ずかかる。
(10~14スイスフラン、時期により)
・内装は多少ラグジュアリー感あり
鈍行は、以下。
・窓は普通だが、開ける事が出来る。
・自由席なので、追加料金なしで乗れる。
・普通列車と言っても、さすがスイスなので
綺麗だし座り心地も問題なし。
St.Moritzまででしたら
所要時間はそれほど変わらないので
・しっかり席を確保して
座ったまま景色を眺めたい
・写真には興味がない
・ちょっとリッチ感を味わいたい
場合は急行。一方
・節約型
・あちこち移動して、窓を開けて
景色を楽しみたい。
・ガラスの反射なく景色をカメラに収めたい
方は鈍行、がいいのではないでしょうか。
ちなみに私は断然
鈍行派です(^^)/
Q. ベルニナ線では、右と左
どちらに座るのがいいですか?
A. え~っと…
お好きな方へどうぞ!
意外によくある質問。
そして、ネットでも口コミが多い
質問ですね。
私の意見では、
「どちらでも楽しめるでしょう」です。
ベルニナ線は、
標高差1500M以上の差を
えっちらおっちら
登っていく鉄道。
シンボルでもある
Brusio(ブルージオ)橋を始め
くるくる回転しながらの
行程が何度もあります。
よって、見どころは
右に左に多彩。
実際に写真好きな方は
座席に落ち着く間もなく
いい意味で右往左往
してらっしゃいます(私もそうだが)。
よって、絶対的に
「右がいい、いや左が」
という事は言えないのです。
また、それぞれ個人の好みもありますね。
…また、ここからはあくまで個人的意見ですが
旅の何か月も前から
「右か左か」の情報にとらわれ
当日も「絶対右を取るぞ~」と
意気込んで、結果希望する側が
取れなかったりしてがっかりするよりも、
その日の成り行きや気分で
好きな方に乗り、
どちらにしても楽しむ姿勢の方が
よっぽどか自由で楽しい旅が
できるのでは…と思います。
日本人は…と、
一般化するわけではありませんが
事前のオーガナイズをしっかりし過ぎ、
事前の情報にとらわれすぎて
旅、というより“予定をこなす”
マニュアル行程になっている
ケースが無きにしも非ず…と
いろいろな国の人を見ていると
ちょっと感じますね。
…本当は、私個人の好みや
「このエリアは右の方が」
というのがありますが、
それを言ってしまうと
日本人全員がそっちに寄ってしまって
電車が傾きそうなので
言わない事にします。
個人的にガイドをさせていただいた時
こっそり聞いてください♪♪♪
******************
他、今後もよくいただく質問があったら
アップして行きます。
ネットなどで調べてもわからない質問が
ありましたら お問い合わせ下さい。
はじめまして、
Tiranoでレンタカーを検索していたらこちらにたどり着きました。
早速で恐縮なのですが、Tiranoでレンタカーを借りることは可能でしょうか?
8月頭にサンモリッツからTirano経由でミラノへ行く予定なのですが、
レンタカーが借りられれば、途中も見ていくことができるので・・・
(^^ゞ
よろしくお願いします。m(__)m
コメントありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、
ご質問はHPの問い合わせフォームから
お願いいたします。
コメントに記入だと、確認タイミングが遅れ
流れてしまいますので。。。
よろしくお願いいたします。