僕マーモット♪

僕マーモット♪

…ガイドも4年目になり、マーモットさんは何度も見ているけれど、こんなに愛嬌のある子もなかなかいないなぁ。

マーモットは、アルプスの半年にも及ぶ長い冬の間、冬眠に耐えるために、一生メタボです。草だけ食べてこれだけ脂肪を貯められるのもすごい。


返ってきた落とし物

返ってきた落とし物

先日、ガイドで山小屋まで行き、

ふもとまで降りてきて初めて

「あ、ウェストポーチ置いてきた」

ことに気づく。

中には、乗り物のパス、

業務用携帯に自分用iPhone…

大事なものが全て入っている。

スイスなので大丈夫…とは思いつつ、

にわかにドキドキ。

そして、また標高差200m、1時間の道のりを

上がるのか、、、という事に

がっくり。

とりあえず、お客様とはお別れして

慌ててふもとのリフト乗り場の

おっちゃんを通して

山小屋のおばさまに電話してもらう。

すでに顔なじみになっているので

電話に出るなり

「ポーチ置いて行ったわね~♪」

と、いつもの明るい声。

「夕方降りる時持っていくから

いいわよ~」

と言われるも、

すぐないと困るので頑張って取りに戻りますわぁ、と

戻ってきた山道を再びアップヒル。

道すがら、

あんなところに忘れ物をした

自分に後悔したり、

ガイドが終わってから気づいてよかった…と

思ったり、こころでブツブツ言いながら

歩いていると、

うれしいプチ奇跡が起こりました☆

何と、山小屋にいた別のお客さんが

ちょうど帰る道すがらだったという事で

私のポーチをもって

下りて来てくれたのです。

朝の往路で、ちょうど一緒になっていた

イタリア語も話せる若いカップルさん。

「これでしょ?」と、ニコニコ。

「そーでさー!」

持って下りてきてくださったお陰で、

私は最後まで上らずにすみ

とても助かりました。

もちろん中身も

もれなく入っており。

落とし物が、ちゃんと返って来る。

知らない人同士でも 助け合う。

そんなスイスの山が

大好きです。

世界中が

こんなになったら

いいですね♪

☆ 写真は「事件」のあった

Pontresina上の

パラダイス小屋と、そこからの風景。

度々紹介しておりますが、

パノラマのみならず

オーナー夫人がとても

優しく明るく

心地いい山小屋です。

こちらにお越しの際は

是非お立ち寄り下さいね♪

→ https://www.engadin.stmoritz.ch/sommer/de/gastronomie/paradis-huette/


スイスは早くも秋の気配

スイスは早くも秋の気配

今日は、近場ながらまだ歩いたことのなかったハイキングコースを視察。

野生のブルーベリーの茂みが、すでに赤く色づいておりました。

…にしても、セレブの街としてキラキラしているサンモリッツの真上に、こんな自然があるなんて。スイス面白い。


”甘くない”最高に美味しいケーキ

”甘くない”最高に美味しいケーキ

今年もスイスでの

ガイド仕事が始まりまして

改めて

自然の美しさ、

雄大さに

感動する毎日です。

そんな中でも今日は

素敵な 現地の方との

出会いがあったので

ご紹介します。

その方は

私がよく

ガイドで使う

ハイキングコースにある

山小屋のオーナーである

おばさまです。

そこの山小屋は

おばさまの

手作りケーキ&タルトが

絶品で

知る人ぞ知る

「標高2,500mの名店」

今日もお客様と

手作りケーキを

いただきつつ

おばさまとも

顔見知りになったので

いろいろ

話していました。

ふと

お客様の質問から

「山小屋オープンの間は

ずっとこの山小屋に

住み込みなんですか?」

と、おばさまに聞いてみました。

毎日ケーキを手作りだし

当然 住み込みなんだろう、と

思ったのです。

ところが、意外な答えが。

「いいえ、通ってるのよ」

・・・・・えっ、

通ってるって…

なんと、ふもとの町から毎日、

リフトに乗って通ってらっしゃるというのです。

スキー場にあるような

チェアリフトで”ご通勤”も

すごいですが、

よくよく考えて下さい。

ここはスイス。

標高や 山のスケールが

日本とは

全然違います。

リフト降り場からこの山小屋までは

私達ハイカーが登ってくるような、山道です。

リフト降り場 標高 2,325m

山小屋 標高 2,540m

この標高は

日本アルプスの

多くの山の

山頂くらいの高さ。

そこを彼女は、

毎日 片道3㎞近くを

徒歩で往復だけでなく

その日の分のケーキ&タルト → 最低三種類

ランチ用食材 → パンや野菜、ソーセージなど

を、両手とリュックにしょって

通ってらっしゃるとのこと…

「ここは電気がないからね、住めないのよ。

ケーキは夜のうちと、あと早朝に焼いてるわ。

こんな生活をして、もう34年よ♪」

と、事もなげに話す彼女…

お金ですべてが解決する

都会にいると

どうしても

損得勘定に

走りがちです。

一方で

自然とは

見返りを求めず

その時そのときの

最大限で

ただひたすらに

与えてくれるもの。

そんな自然と

一緒に暮らしているから

でしょうか。

彼女の

スケールの大きさ

そして

地元愛と

素朴さ

おばさまのお年と

その日々の労力を思うと

決して甘くない

お仕事なのに

ふわふわと笑顔で

語れる

その強さ。

その全てに感動し

神々しささえ

感じてしまいました。

甘えのない彼女から

生み出される

適度に甘くて

美味しいケーキ。

味わいが増したことは

言うまでもありません。


マーモさん巡礼 Ciao Marmotte!

マーモさん巡礼 Ciao Marmotte!

mi hanno salutato sul Alp Languard.

スイスの野生動物と言えば、マーモット。

今日のハイキングガイドは、マーモットさんとの遭遇率が高いエリアへ。

期待通り、たくさん出会えました☆

立ち止まってくれてありがとう、マーモさん。

野生動物の気高い雰囲気には

いつも感動します。

マーモットはデブだけど

それは生態上必要な事なので

全然だらしなく見えない。

そしていざという時は

めっちゃ速い。


“お帰り”のある駅

“お帰り”のある駅

昨シーズン以来ぶりに戻ってきたサンモリッツの お世話になるホテルや駅の馴染みのスタッフさん達から 「お帰り♪」と言われました。

世界のセレブの避暑地 サンモリッツですが 働く地元の方は とても素朴でフレンドリー。

日本でも 田舎に行けば そんな感じだよ…と 時折言われもするのですが 個人的には なんか違うんだよな~。人懐っこさ加減が。

そして 一年見ない間に 切符売り場窓口がとても素敵に変身していました。

駅員さんの笑顔写真が 去年までの窓口。ガラスばりで銀行みたい。

今は 地元の木材をふんだんに使った 開放感溢れるスイスカントリースタイルになっております。