マリアージュの原点

マリアージュの原点

ミシュラン生ハム盛り合わせなど目ではない。

土曜日は

かつて住んだこともある

懐かしの八王子にて

「ワインと手焼きベーカリの会」を

コラボ開催しました。

東大卒、知的好奇心旺盛の真人さんが

「パンとワインがめちゃくちゃ合うんだよ!」と

コーフンして言っていたのを

ふーん、そんなもんなんだ。

一番はやっぱ 生ハムじゃね?

と アルコールに炭水化物を合わせることを

内心 いぶかしく思う

私でありましたが…

うん、ごめん!

偏見だった。

とてもシンプルかつ

絶妙の組み合わせ。

口に含んだパンの

乾いた生地部分に

ワインがしみ込み

互いが溶けあっていく感じ。

それぞれの素朴ないいところを

引き立て合う感覚。

とっても 良かったです。

やはり シンプルが一番だね~、と

思うと同時に

これって

マリアージュの原点。

究極の形だよなぁ、と

気づきました。

というのも、

ワインとは元々

水分と栄養補給の為の

大切な存在でした。

今のように

農業技術や浄水設備が

整っていなくて

限られたものしか

口にできなかった頃。

大事な栄養源と

水代わりに

飲まれていたものです。

そして特に

一般農民・市民は

極貧だった時代。

日常的に口にできたのは

パンとワイン

だったのではないでしょうか。

中世、ローマ時代。

いやいやそれよりもっと前から

少しずつ 味と形を変えながら

常に 一緒に食べられてきた

ワインとパンの組み合わせ。

食の原点のひとつだよな…と

思った次第です。

最近は

どのワインとどの食材を

組み合わせるか、という

「マリアージュ」が

ブームでありますが

あーだこーだ

こだわったり

技巧に凝る以前に

原点に立ち返ることが

本質を感じることと

そのものの

一番の良さを引き出すことである。

土づくりやワイン造り、

そして生き方にもつながることを

楽しく美味しく

再発見できた

ステキな午後のひと時でした。

くつろげる畳の間と

怪しいピエロも登場する

八王子コワーキングスペース8Beat。

これからも目が離せません♪

※4月22日は

我が家の自家製ワインと

パンの組み合わせです(^-^)

すでに残席わずか。

参加ポチはお早めに

https://www.facebook.com/events/2615936468631774/



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