スイスの遊び方 Slitta col cane!

スイスの遊び方 Slitta col cane!

ハイキング、スキーだけじゃない★ スイスでは、ソリも立派なスポーツであります。

犬も自分も大コーフン(^@^)

 

 

ピーカン★スイスのお楽しみ♪ Divertimento sulla neve

ピーカン★スイスのお楽しみ♪ Divertimento sulla neve

これ以上ないくらいの快晴、山を登る友人Iと愛犬イーラ。さぁ、何が始まるのでしょうか… ワクワク(#^.^#) つづく。

Una giornata serenissima. Una mina amica e la mia cagna Ila che stanno salendo sulla montagna… cosa succedera’…? che emozioni!


イタリア生活事情~犬のオペ・お代はいくら?~

“継続”が大の苦手な私に似合わず

珍しくシリーズ化出来ているこちら

『イタリア生活事情~犬のオペ~』シリーズ☆

…これもひとえに、愛犬イーラへの愛情が

なせる業(*´▽`*)

DSCN6609

↑ 飼い主お気に入りの一枚。

夏、エンガディン地方Samedan(サメーダン)

近くの小川の辺にて。

…この笑顔、もう人間やなぁ

**********

 

さて、今日も経過は順調なイーラさん。

よく食べ、よく眠り、程よく散歩をし…

特記事項なし!という事で

前回の予告通り

『イタリアの動物病院・ハウマッチ』

についてお伝えしたいと思います。

 

まずは、イタリアの動物病院のシステムについて。

これは基本的に、日本と同様です。

 

# 個人の自由診療である。

# 診療費・薬剤費に保険は利かない。

 

ただ、ひとつ大きな違い…と

個人的印象で思う事。それは…

 

# 日本より、寛大かつシンプルで値段が安い。

 

私は日本で動物病院を利用したことがないので

明確にはわかりませんが、

知り合いやネットで見聞きした情報では

“動物病院はとにかく金がかかる” がイメージです。

 

ヒトの受診時と同様、初診料・再診料などが存在し、

特に処置をしなくても診察料は徴収されるとか。。。

もちろん、そうでない所もあるとは思いますが

一般的に、“自由診療なだけに、医者の言い値”が

まかり通っている業界…と言うイメージを

私は持っています。

 

なので、イーラを飼う!とパートナーが勝手に決めた時も

私は反対しました。

“そんなに大きな犬、一体いくらかかるかわからないでしょ”

が 主な理由で。

 

しかし、ふたを開けたら

全然バカ高くなかったですね。

むしろ良心的過ぎてびっくりしました。

 

例えば、今回の“雌犬の避妊手術”にかかる費用は

€300。

1ユーロ135円として換算すると、

40,500円 と若干高く感じられますが

イタリアの感覚では、日本の三万円と同じくらいなので、

まぁ三万円としましょう。

ネットで調べた限りでは、日本でも相場はこのくらい。

じゃあ同じ…? と思いきや

こちらでは、オペそのもののみならず

前後の診療、処方箋処方、抜糸…

オペにかかる全てが含まれています。

もしかしたら、術前の血液検査代も

含まれている“かも”知れません…

“かも” と言う理由はこれまた

イタリアらしい話なのですが…

オペが終わった今でも、

お金は、まだ一銭も払っていません(≧▽≦)

 

渋っているわけではないですよ。

請求されないんです。それどころか、

オペ翌日の診療の際 申し出たにもかかわらず

「いいのいいの!抜糸の時でいいから。」

(それより、次が待ってるから早く帰って)

と言わんばかりの勢いで、

ある意味『支払い拒否』されました(笑)

 

それは 今回に限りません。

イタリアに来て間もないころの事、

ウサギの受診をした時もそうだった。

3回ほど通い、注射もしたにもかかわらず、

お会計はたったの・・・10ユーロ。

しかもそれも、私が「おいくらですか?」と

最後の診療後に聞いたからこその事。

あれ、聞いてなかったらおそらく無料だったと思います。

だって聞いた時、ちょっとびっくりしたような表情をして

「えっ、じゃあ…ウサギだから…10でいいや」

という返答だったのです。

 

日本の感覚で考えていた私にとって

毎回お会計をしてから帰るのが常識であったから

3回も通っているのに何も払っていない事に

何だか罪悪感すら感じていたのです。

だから尋ねたら、かえって驚かれてしまった。

それに私はますます驚いたわけだけど。

だって、私はその動物病院の常連でもなければ

一見さんの、しかもガイジンです。

ウサギだったから、ドクターにとっては

重要じゃなかったのか…とも思ったが

そうではなかった。

 

その後、イーラと通うようになってからも

毎回お会計なんて、した事はなく。

 

さらに驚きなのは、

診療だけで処置が特にない時は

『無料』なんです☆

 

ちょっと様子がおかしい…?と連れて行き

“様子見でいいわよ” という時。

 

耳に雑草のクズが入ってしまい受診した時…

耳を診察→入ってるわね→耳のスプレー処方

=無料。

・診察料

・薬処方料

というものは存在しないのだ。

 

いやぁ、これはシンプル。感動しました。

だから、院内も大変シンプル。

受付のねーちゃんもいないし、動物看護士なるものもいない。

二人の獣医が交代あるいは一緒に

全てを回しています。

診察・処置・会計…

でも全然滞ることなく、診療がよく回る回る。

軽い患者(患獣?)はパッパと終わらせて

会計もないから

はい、次っ 次っ。

 

余計なスペースや人件費が不要な分

このように寛容にも出来るでしょうね。

 

でも、この方が良くない?お互いの為に。

日本のような「立派な」病院や

「かわいらしい」待合室が

果たして必要なのか 犬猫にとって…? と

考えさせられる イタリアの動物病院事情でした。

 

…さて、長くなったので

薬のお値段ハウマッチ~☆については

明日お伝えしたいと思います。

Ciao ciao~

Immagine9

↑イタリア・動物病院の看板。

「アンビュラトリオ・ヴェテリナリオ」と読みます。

『動物救急対応病院』と言う意味ですね。

個人経営ではありますが、

このマークは国で統一されているようで

どこに行っても同じマークだから分かりやすい。

 

イタリア生活事情~犬のオペ・術後2-3日目~

シリーズでお伝えしております、

イタリアでの、雌犬避妊オペ事情。

 

***** 術後2日目後半~3日目*****

眠れぬ初夜(キャッ(≧▽≦)…そうではない)

を過ごし、その日の午後は指示通り再診の為

再び獣医さんへ。

「はいっ、傷はどうかな~?」

イーラの前脚を私が持ち上げ、

立たせた状態でドクター覗き込む。

一言

「Bellissima!(超キレイだわ♪)」

と、お褒めの言葉か自画自賛かをいただく。

「この調子でね。あ、歩かせるのはまだちょっとよ、ちょっと」

相変わらずテキパキ・ハキハキと

診察2分で終了。

“超キレイ”な傷はこちらです♪

Immagine6

 

今朝からご飯が食べられるので、

久しぶりに夜 お腹いっぱいになる。

文字通り舌鼓を打ちながら、満足気。

食欲があるのはいいこった。

 

そして夜。

今夜も寝ずの番はごめんだわ…

でも、エリザベス・カラーはつけたくないし…

と考え思いつき、結果大成功だった事。

それは…

“腹帯作戦”

 

何てことはない、引き出しに眠っていた

自分が愛用し過ぎてのびのびになった

腹巻を、イーラの腰回りにはかせたのである。

 

人間だって腹部オペ後は腹帯をまく。

ならばなぜ犬にそうしないのだ?

と思ってやってみた。

 

のびきっていたお陰でしめつけはないし、

気にして触る様子もない。

しかも何てったって、チタン配合繊維でお馴染の

『ファイテン』ブランド高級腹巻ですからねっ。

温め効果も倍増で傷の治りも早いに違いない(≧▽≦)

 

※ちなみにファイテンを知らない方は、

こちらから絶対チェック!

→ ファイテンHP

羽生結弦選手も愛用のファイテン☆

身につけると本当に暖かくなるから

冷え性には手放せない逸品です。

**********

 

そんなわけで、腹帯と

夕飯をしっかり食べたお陰もあってか

イーラぐっすり☆

飼い主も爆睡☆彡

の、ピースフルな夜でした。

 

3日目は、受診もなく穏やかな一日。

天気も良かったので午後は畑で過ごす。

歩かなくても外にいた方が日光にも当たれるし

ヒマしないであろうと。

飼い主がキウイの木剪定の傍ら、

イーラは陽だまりでウトウトしたり、

いつもの「見張り位置」で

周りを見回したり。

でもやっぱり、いつもより活動は少なかった。

体が回復のために内部で頑張っているんだろうな。

順調だから、あと少し頑張ってね。

Immagine8

↑草の匂いをかぎながら、傷もあらわにリラックス中。

 

薬もちゃんと飲んでいるし、いい子です。

さぁ、明日は

・薬のお値段

・イタリア動物病院の料金体系

についてお話しようかなっ。

DSCN0185

↑イーラを探せっ★

スイス・エンガディン地方。

ムオタス・ムライユ付近を散歩中に撮った一枚。

 

 

 

イタリア生活事情~犬のオペ・術後夜、眠れん…~

イタリアでの雌犬・避妊手術についてレポート中です。

3投稿前からご覧いただくとスムーズです。

 

***** オペ後初夜の様子 *****

 

…眠れませんでした、イーラも私も(-_-;)

ひとつは、やはりイーラ自身の不穏。

一日の記憶がフラッシュバックか、

体内がいつもと違うのを感じるのか、

少し寝たなぁ…と思ったら、ばっと起き上がり

突然私のベッドに乗ってくる。

それで寝付くかと思いきや

はぁはぁ息も荒く、寝付く気配なし。

痛かったのかも知れないけれど、

痛み止めはあげられないし…

なでなでしてあげる事しか出来ず。

 

もうひとつ私が眠れなかった理由は、

傷を舐めるのを恐れての事。

 

日中は傷舐め行為はほぼ見られなかったため

大丈夫かな~、と思っていたが

夜になると徐々に、怪しい動き開始。

 

例の「首囲いプラスチック」

エリザベス・カラーをつけてしまえば

簡単だったのですが

あまりに醜く、いかにも犬にとっても

不快そうだったので

なるべくつけずに過ごさせたいと。

でも傷は舐めたらあかんし…

で結局、自分もうとうとしつつも

イーラの動く気配があるとすぐ目を覚まし

体勢確認。

…新生児と眠ってる気分でしたね~。

 

あとはおそらく、空腹もあったのだろう。

でもこれも指示通り、翌朝まではあげられない。

なのでおやつでごまかす事も出来ず。。。

 

イーラ もぞもぞ。

飼い主 なでなで。

 

格闘する事数時間。

でも最後は、やはりカラーに頼らざるを得ませんでした。

舐め行為未遂がどんどん頻度を増し、

このままでは傷の開き、または感染のリスクが…

 

朝5時。

ついに、エリザベス・カラー装着。

 

つける時はスムーズ。

しかしつけてからがまた大変だった。

自分の首の回りに付けられた固いものが

何かわからないし、視界も狭まる。

歩けばすぐカラーがぶつかって

上手く歩けないし…

速攻不穏に。

 

前脚で外そうと試みたり。

パニックでヒーヒー言いだしたり。

 

…ごめんね。私もしたくないけど

ここは我慢だよ。

一時の不快より合併症の方が重いんだから。

…そして、私も少し寝たい。

 

無駄に歩き回らぬようリードでつなぎ

ベッド上にいさせると、少しずつ落ち着いてきた

…というより、観念した?

首の置き場に困ったり、いかにも

不自由そうではあったが

朝方、ようやく眠りにつく。

 

お互い起きたのは、朝10時。

 

しっかり回復するまで、ゆっくりしようね。

 

さて、今夜はどうしようか…

実は、ひとつアイディアがある。

その実践及び検証を

またお伝えしたいと思います。

DSCN0326

写真は、秋のスイスの草原を

のびのびと駆け回るイーラ。

早くまた、一緒に歩こうね~(*^-^*)

イタリア生活事情~犬のオペ・術後~

前回からの続きです。

読んでいない方は2ページ前から

戻ってみていただけると

わかりやすいです(^^)

 

*****3.術後処置と観察*****

指示された1時間の待ち中に、

遅めの朝ごはんで空腹だったことと

スイーツ屋さんでおいしかったため、

でっかいクロワッサンを

二個も平らげてしまいました。

当然カプチーノ一杯じゃ

口の中が甘々なので、

〆にエスプレッソも一杯。

 

それでも合計5ユーロなり。

イタリアのBarはお手軽で好きです。

 

…さて、ほぼきっちり1時間。

 

10:35

クリニックに戻る。

すでに新患者とそれぞれの飼い主

三組が待合中。

 

いつもの通り、おしゃべりが始まる。

…「初めての人は知らぬ顔」の

日本と対照的なのが、

イタリアのこんな場面です。

黙っている方が不審者と思われるほど。

私はこっちの方が好きだなぁ。

 

3分ほどすると、ドアが開き

「どうぞ」

…そう言われるが早いか、

奥から耳をつんざくような

犬の悲鳴が聞こえてきた。

キャンキャンギャンギャン…!!!!!

 

初めてだ、こんな彼女の

声を聴いたのは。

意識を取り戻し、

状況が理解できずに

多くの犬がそうなるという。

「飼い主の匂いをかぐと落ち着くからね、

早めに戻ってもらったのよ」

と、ベテラン女医さんのウィンク。

かっこいい。

 

慌てて処置台にかけより

声をかけつつ抱きしめる。

「大丈夫だよ、いるからね。

もう終わったよ~」

(もちろんイタリア語です)

つとめて明るく、大げさでなく。

 

キャンキャンは収まった。

しかしまだ焦点定まらず、

立ち上がる事もままならない。

5・6分、しっかり抱きかかえて待つ。

 

まだ状況把握は出来きらずも、

私がいる事、特に危険な状況ではない事は

理解できたよう。

若い男性医師と抱えて

下におろしてみる。

 

泥酔状態のようなフラフラ歩き。

その場に座り込む。

医師より、

“しっかり目覚めるまでしばらく一緒にいて様子を見てね”

と。

その間にドクター達は

隣の診察室で次の診察へ。

 

イーラ観察継続。

 

さらに5分後くらいか、

歩けるようになってきた。

すると、処置室を歩き回ろうとする。

匂いで状況確認したいのだろう。

しかし回り切れないうちに

疲れてまた座り込む、の繰り返し。

 

私のそばに寄り添うかと思うと、

突然歩き回り…を

20分くらい繰り返しただろうか。

だんだん、目つきも戻ってきた。

 

11:30

もうそろそろよかろう、と

ドクターより処方箋と

食事再開などの指示をもらい、帰宅。

 

処方箋:

抗生物質6日分。

鎮痛剤4日分。

 

指示:

・本日の投薬は済。

処方の薬は明日から始めるように。

・飲水は本日21時から可。

・食事は明日朝以降。

・抜糸10日後。

・傷をなめたりする時は、

顔周りを覆うカバーをつける事。

(エリザベスカラーと言う)

サイズは25。

・明日午後再診。

 

帰宅後の様子:

やはり自宅に戻った事で安心したよう。

少しうとうと。

でも時々、疑問を投げかけるような

目をしつつ私をみつめ、

居場所を変えてみたり、

ベッドやソファの上に寝てみたり。

普段は厳禁だけど、今日は

ベッドもソファも許してあげる♪

Immagine5

↑急ごしらえの、床のベッドでうとうとするイーラ

 

15:00

クロワッサン二個の効果も切れ

空腹を感じたため、

飼い主遅めの昼食。

普段は、食べ物の気配を感じると

すぐキッチンに寄って来るが

今日はそんな気配なし。

 

16:00

それまで、ふせ状態で

ずっと思案顔だったが

初めて体を横たえて眠る。

一日の疲れが出たのと

体内の状態も落ち着いてきたか。

 

17:00

ちょっと傷口をなめる仕草。

No、と声かけするとすぐやめる。

なるべくカラーはつけたくないので

そばにいて様子見とする。

 

来客のピンポン♪に反応し

一緒に玄関まで来る。

だいぶ調子が戻ってきたみたい☆

もう少しでお水はあげられるからね…

と慰めて頑張ってもらう。

 

では、今日の観察報告はここまで。

 

次回をお楽しみに…

DSCN0172

★おまけ:スイスの湖にて。

カモの親子が気になってしょうがないイーラ。

でも水が怖くて膝までが限界。

それを知ってかカモは適度な距離を

常に保ちつつ、余裕。

カモのいいカモになるイーラでした。

 

 

イタリア生活事情~犬のオペ・当日~

前回記事からの続きです。

読んでない方はそちらから

お読みいただくとスムーズです(^-^)

 

*****2.避妊オペ当日*****

2016年2月2日

朝9時のアポイント。

日本人なので、当然5分前には到着。

すでに開院中にて先約のネコさん受診中。

ちょっと待つ。

 

ちなみに、前日は医師の指示通り

・21時以降は絶食・飲水も禁。

を守り、準備はバッチシです。

 

待合室にて、当然ながら何も知らず

いつも通り無邪気なイーラ。

Immagine1

 

9:05分頃。

入室を求められ、入室。

今日はオペ日なので

普段は交代で勤務の医師

お二人そろって。

プラス、研修中の

若い女の子もいる。

 

まず麻酔注射。

 

9;09

臀部のあたりに、これまた

ヒトのインスリン注射用くらいの

小さなシリンジにてチュッ、とやる。

イーラはいつも落ち着いており

採血時など針が刺さっても

ビクともしない為

獣医さんからもいつも褒められる。

飼い主、ちょっと誇らしい。

 

「10分くらいで効いてくるから、

またちょっと待合室で待っててね」

退室。

その間に来ていた

別のビーグル系ワンコの診察に入る。

 

イーラ観察。

2・3分もすると

だんだん目がとろーん、としてくる。

約5分後、すでにお座りも困難で

どすっと床にうつぶせになる。

約7分後。

寝息をかき始める。

名前を呼んだり、叩いてもほぼ反応なし。

その間に、普段嫌がってブラシをかけられない

口周りのブラッシングをちゃっかりする。

毛玉がたくさん取れて飼い主満足。

Immagine2

↑かなり麻酔が効いてきたころのイーラ。

 

約10分後、入室の声かけ。

イーラはすっかり夢の中。

獣医と抱え上げて診察台へ。

やはり向こうの方の体格に合わせてあるので

診察台が高い。

110cmくらいはあったのではなかろうか。

さぁ、いよいよオペである。

 

①静脈確保:

左前脚つけ根近く(ヒトで言うと上腕)に

静脈確保。

毛深い犬なので、一部毛をそってから。

ここにさらに、白色の麻酔薬を注入。

少しずつ様子をみつつ。

そしてその後つなぐらしい点滴が

そばにある。

…この点滴、おそらくブドウ糖ではないかと

推測するが、確認するのを忘れてしまった。

次回聞くとする。

 

② 気道確保・気管挿管:

えっ、人工呼吸犬もするの?と思ったら

医師によると

「これでさらに麻酔を送る」と。

酸素も送っていたかは謎。

これも次回聞いてみるとする。

 

挿管時、何度かむせるので

白い麻酔薬をまた少しずつ注入する。

 

挿管チューブの太さなども代えつつ

3回ほどやり直しの後、成功。

 

③ お任せして退室

9:32

「あとは約1時間後に来て」

との事で、医師にお任せして

私は退室。

ちょっと後ろ髪ひかれる思いも

ベテランさんなので

安心してお任せする。

 

確かに、ほんの10分強で

これらの手技を終えたのだから

鮮やかなものである。

 

退出後、ドアにはこんな張り紙が。

Immagine3

『ただ今、外科手術中です。

診療再開は、10時です。』

 

…9時半開始で10時終了は

あり得ない話だが

ここはイタリアなので

そこらへんの細かさは

求められていないのである。

イラストなどでかわいくしてある。

 

待ち中の飼い主、

朝ごはんがまだだったので

近所のBarで

典型的イタリアンな朝ご飯。

Immagine

クロワッサンとカプチーノ

…おやつだろ、おい。

というツッコミは当の昔に忘れました。

時々はよい、こんな朝食も。

 

はい、次回は~オペ終了後~編。です

イタリア生活事情~犬のオペ~

今日は、つ つ ついに…

愛犬・イーラの避妊手術を決行いたしました。

2013年に一度子犬を出産。

その後、した方がいいね した方がいいね…

といいつつ延び延びになっていた事。

 

・使わぬ臓器を持っていると、いわゆる“婦人病”になりやすい。

・特に雌犬は、発情期のフェロモンで雄犬をいたずらにコーフンさせるので避妊すべき。

・自然のままに任せるべき

などなど、いろいろ議論はありますが

我々の結論としては

・一度出産という「仕事」をちゃんと果たしたので、自然の摂理にはある程度従った。

・一度出産した事で女性器官は働いたので、病気にはなりにくい気もするが

・何より、毎年二回発情期が来るたびに、近所の雄犬を異常に引きつけるので、我々も大変だしいわゆる「ご近所迷惑」も考えて。

・そしてこの地方では、放し飼いが普通。未去勢のオスも、うろうろしている。以前も我が家の畑に、2メートルの石塀を乗り越えて雄犬侵入!…万が一の場合、洒落にならん。被害と責任をこうむるのは全部雌犬側であるし。

・かかりつけ獣医からも、「多くはオペをする。繁殖を望まないならば」と何となく勧められた。

 

という事が理由です。

 

ワンコのオペ立ち合いなど

人生で初めての事にて

ちょっと私もドキドキ。

前職が医療関係だっただけに

“ヒトとはどんな違いがあるのかしら…”

と興味も深々。

 

結果、いろいろ興味深かったですね。

ここに、自分の記録も兼ねて

綴っていきたいと思います。

日本の動物病院との違いなども

ありそうだし、

興味のある方、

ワンコを飼っている方の

参考になればうれしいです(^-^)

 

*****1.事前の健康チェック*****

2016年1月26日

近所の獣医へ受診。

避妊の希望を伝える。

「OK、予約してね」

あっさり承諾。

こちらから、事前の健康チェックを

お願いする。

(お願いしない場合、検査などもせず

オペするのだろうか、

きっとそうに違いない)

 

その場で、人間のインスリン注射用くらいの

小さなシリンジで採血。

ヒト同様、前足に駆血帯をし

動脈を探すのが面白い。

 

獣医さんが書いてくれた検査結果。

EsameSangueIla

…「医者の字は達筆すぎて読めない」は

万国共通と知る。

 

データ:

空腹時血糖:71㎎/dl

…尿酸?:0,65㎎/dl

…GOT又はGPT?:41,5u/l

Hb;14,6g/dl

 

しかも早口過ぎて聞き取れないし。

2番目と3番目の値は、医師の言葉

「これは腎機能と肝機能」そして

値と単位から推定。

全て正常値、とのこと。

Good!

1週間後にオペ予約をしてその日は終了。

 

次回は、いよいよオペ当日のレポです。

お楽しみに~(^^)/

※避妊手術に反対の方や、

気分を害する方は読み進めないで下さい。

DSCN2206

↑写真は、ある冬の午後。

Tiranoそばの山の集落近くを

お散歩中にて。