冬のブドウ畑で 楽しい野草食
冬のブドウ畑で 楽しい野草食🌱
収穫の秋の賑やかさがウソのように 静まり返った冬のブドウ畑。
鳥の声もなく 剪定されて 殺風景な枝ぶりの木々だけが整然と並ぶ畑は 春の芽生えまで "生"という言葉とは まるで無縁のように見えるけれど…
実は 冬にも 恵みがあったのです。しかも 寒い冬だからこそ 美味しいものが♪
それは… 野生のサラダ菜。
この地方では昔から Insalata della vigna (ブドウ畑のサラダ菜)として 冬の味覚として親しまれていたそうな。
イタリアのお店でもよく売っている Valeriana (ヴァレリアーナ)というサラダ菜に 形も味もよく似ていて 明るい緑の葉っぱは柔らかく 苦味と癖のない 爽やかな味わいで かなり美味✨ 実は前に 園芸種のValeriana を畑にまいてみたものの デリケートだからか土が合わなかったのか私がズボラだからか(最後の要因は間違いない) 全然育たず 残念な思いをしたことがあったのです。
それが… 蒔くことなく 水やりもしないで勝手に育っていたとは! 自然って ほんと神秘。
夕方のブドウ畑にひとりしゃがみこみ 黙々と地元の特産ナイフ・ランペリンを駆使しながら ひとつひとつ野草サラダを摘み取る時… なんかこう 土と向き合えている感覚があり ひとりなんだけど 全然寂しくなく むしろ安心できる時間。
家にあった 紫キャベツとあえて カラフルなサラダができあがりました🥗
最近は 日本でも野草食に興味ある人増えてますが 自然の中には本当に 実は食べられるものがたくさんあります。てか 昔はみんな知ってたのだけど いつの間にか忘れただけなんだよね。
新型肺炎で 日本も武漢化する可能性がなきにしもあらず。食べものの かなりの割合を輸入に頼る日本が 万が一封鎖されたらどうなるか。少しでも野草食知っとくと いざという時 ほんとに命綱になるかも知れません。
※動画では 実際の野草サラダの大きさと 地元ナイフ・ランペリンの使いこなし方がわかります♪