Tirano日本祭り、結果報告~メンバー紹介~
今回の、Tirano日本祭り~Nippon Taste~は
我が町Tiranoにて 初めてオーガナイズする
一般市民向けのお祭りでした。
これまで、町のレストランが個人的にそば打ち職人を呼んでイベントをしたり、
市に宮城の民間団体が公式訪問した際、そば打ち披露をしたり…ということはありましたが
一般市民も巻き込んだ、こんな大規模なお祭りは…
しかもテーマが日本☆ なのは
Tiranoの歴史始まって以来の出来事です。
約1年前から、企画書を作ったり日本からの有志を募ったり…
初めてのことで手探りながら、コツコツ準備をしてきました。
それに加え、やはり外国人とのやりとり。
日本人同士では起きないであろう、様々なトラブルが起きたり、誤解が生じたり…
本当に、“大変” でした。
私自身も、イタリアにもう5年以上在住とはいえ
ネイティブに比べたら、まだまだつたないイタリア語。
特にこういったオーガナイズにおいては
日常使わない、専門用語や難しい言い回しが出てきて…
上手く自己表現できない自分に、イライラしつつの1年間。
そんな私を、優しく 時にしっかり指摘しつつ
一緒に祭りオーガナイズを支えてくれたのが、
こちらの女性です。
赤い羽織が似合ってるでしょ♪
Tirano市 文化観光課課長
Sonia Bombardieri (ソニア・ボンバルディエリ)さんです。
なんか かっこいい名字ですね。
(日本なら、綾小路 的な響きが。勝手な想像)
元々、文化関係のお仕事をしていたとの事で、すでに日本文化についてもいろいろご存知でした。
「Kimono」はもはや 世界で通じる言葉になっているので驚かないものの
ソニアから「Tanabata~七夕~」の言葉を聞いた時は、さすがに おっ! と思いましたね。
今回のお祭りは、前述の4年前の交流が元となっており、また当然、私自身が宮城・仙台出身であることからも、これだけ盛り上がったわけですが
ソニアには一度も、「仙台は七夕の街ですよ」などと言った覚えはなく。
それが、ある時のミーティングで 彼女がいそいそとタブレットPCを取り出し
「日本祭りで、こんな飾りとか、紙に願いを書く交流を小学生とやるのはどう?私好きなのよ、このデコレーション…笹を使って… えーっと、Tanabataっていうらしいけど、合ってる?」
と言われた時には
なんだべーーーーーーー☆
それ、われほの祭りだっちゃ~~~
と、思わず仙台弁で叫びました。心で。
そんな出来事からも、きっとこのお祭りは
起こるべくして起こったものだと思います。
続く。
室内展示会場、Palazzo Foppoli(パラッツォ・フォッポリ)にて。