大地の命の元、堆肥の山をこさえる〜世界遺産のふもと春の暮らしルーティーン
毎年春は、翌年の為の堆肥を準備するのが大切な畑仕事のひとつ。
この日も、畑の前に山積みになったたい肥の山を少しずつ崩しながら、一輪車二台体制で畑の中に運搬する作業をしました。
この時期になると、毎回頭に浮かぶイタリア語の歌詞があります。
それがこちら。
”Dai diamanti non nasce niente, dal letame nascono i fior”
「ダイヤモンドからは何も生まれない、でも堆肥からは花が咲く」
…イタリアでもフォークソングというものが流行った頃に有名になり、今でも歌い継がれている大御所(日本ならさだまさし、南こうせつ的な?)歌手の一人、Fabrizio de Andre’(ファブリツィオ・デ・アンドレ)の代表曲のひとつ”Via del Campo”より。
さださんや南こうせつよりは歌い方が暗い感じがするのですが、とてもメッセージ性のある、沁みる歌を歌う方です。
動画内で聴けるので良かったら聴いてみて下さい。そんで興味持ったらアルバム購入もお勧めです。とてもゆっくりはっきり歌うのでイタリア語リスニングにも良し。
こちらは、その日の夜ご飯。Frittata(フリッタータ)…野菜をいっぱいいれた卵焼きみたいなやつ…。かつおぶしをまぶしてお好み焼き風です。
肉体労働の後のご飯ほど、美味しいものはないですね。
野菜は、畑で穫れたほうれん草、ネギ、ジャガイモ等々、あるものぶっこんで栄養も満点でございました。