イタリアに干し柿を広めるプロジェクト
イタリアにも、柿があるって知ってましたか?
呼び名もそのまんま、Kaki なんです。
イタリア語のアルファベット表記ではKがないので
Cachi
と書かれたりもしますが、発音は同じです。
日本が原産とは知らずに、逆にあちらから
「おっ、日本にも柿があるのか」と聞かれたり(^^;
濃厚な甘さから、イタリア人にも人気の果物で、この田舎でも、木が植えてあるのをよく見かけます。しかし…やはり外来の果物だからか?日本ではお馴染の「干し柿」にする習慣がないのです。
近所の柿の木を持つおばさまも、食べきれなかった分は捨てる…と言っていました。
なんともったいない!
…という事で、イタリアで干し柿造り♪
今年でもう3回目くらいになります。もしかして、日本と品種や気候が違っていて上手くできないのでは…?などと思いましたが、心配ご無用、毎年とっても美味しく出来ています☆
それどころか… こっちで作った方が美味しい気さえする。
乾燥気候で、私の実家宮城県よりも寒さが厳しいせいでしょうか。甘味がぐっと増し、糖分の白い結晶も美しく出てくれます。
日本では普通、どのくらい持つのかわからないけれど、少なくともこちらでは、今すでに3月ですが、冬の間中放置していたにも関わらず、乾きすぎることなく十分おいしい。
知り合いの、先祖代々農家をやっているPさんに試食してもらったら…
絶賛☆
常連のレストラン・オーナーIさんにも食べさせたら…
Buoni!(うまっ)
期待通りのリアクション。
彼らに伝授して、是非、この地方発祥の新名物として広まってほしいと願う私でありました。
↑この地方の新しい冬の風物詩となるか!?(今のところ我が家のみ)