ベジタリアンに 物申す

ベジタリアンに 物申す
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おととい、イタリア人女子&
オーストラリア男子 という
若いカップルと
BBQをしました。
でも、彼女は肉は食べませんでした。
最近、ベジタリアンになったそうです。
肉になる運命の牛や豚の
ひどい生活環境や、
卵を産まないオスのヒヨコは
即殺される現実などを
Youtubeの画像などを
交えて、熱弁してくれました。
Tボーンステーキを食らいながら
私はそれを眺めていました。
私は、アンチ・ベジタリアン
というわけではありません。
食べ物の由来に関心を持ち
コンセプトを持つ姿勢は
尊敬します。
しかし
今は、一言でベジタリアンといっても
様々なカテゴリーがありますので
一概には言えませんが、単に
『動物の取り扱い・殺し方が
残虐だから食べない』
という理由からだけで
肉を食べない姿勢には
賛成しません。
視点が、偏っていると思います。
確かに、一生身動きもできないような
ゲージの中で暮らし、
肉になる時は一斉にガス室で
抹殺される豚の一生は
ひどいものです。
ただ、
じゃあ野菜や果物が
どう商品化されてるか、
考えた事ありますか?
私が住む地方は、ブドウに加え
リンゴも特産です。
一般の果物より
栽培が難しいと言われるリンゴは
収穫までに 
なんと 30回以上も
農薬散布が行われます。
さらに収穫後には、
落葉を促す農薬がまかれ
強制的に葉を落とされます。
収穫されたリンゴといえば、
特殊なガスで満たされた
巨大な冷蔵庫に送られ
腐敗や酸化しないよう
加工されます。
また、昔は木と木の間は
4メートル程度と
ゆったり間がとられていましたが、
今は 1メートル以下。
詰まって栄養不足になる点は、
化学肥料でカバーです。
…ブタの扱いと 
どう違うのでしょうか?
“生き物の権利”を考えた時、
ブタもりんごの木も
同じ生き物です。
人間として、近い存在であり
共感しやすい動物に
目が行くのはわかります。
しかし、肉だけ断食してよしとし、
権利侵害されて作られてきた
野菜や果物を倍量食べるのは、
単なる 自分の感情論からくる
エゴとも言えるのではないでしょうか。
食べ物の由来を知るには
こちらのドキュメンタリーが
お勧めです。
肉も野菜も果物も
まんべんなく扱っているのは
これくらいではないでしょうか。
http://fdssys.info/su/OurDailyBread
モノを見るときは
複数の視点から
みるよう心がけたいですね。
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