イタリア兄弟、千枚田とフグ三昧で能登を味わいつくす夜

イタリア兄弟、千枚田とフグ三昧で能登を味わいつくす夜

前回あげた 旅路3日目の夕方~夜の部です。

"写真は 朝と夕方の方がいい光になる"という 写真家マッティアの鶴の一声により 再び千枚田に戻り… 本当に ますます印象的な風景だった。

そして今宵は 彼らが「日本で絶対食べたい」と言っていた二大グルメのうちのひとつ、フグを食べることに

…わたしゃ今回 能登半島は 千枚田の為に選んだのだけど あらまぁ来てみてびっくり。なんとここは 天然フグ水揚げ日本一だそうな。(厳密に言うと ここ数年は日本一じゃないらしいけど ともかくフグは漁れる)

東京で 高級フグ料理店を予約してあげないといかんかな…と思ってたけど こんな所で 観光と新鮮なフグとを体験できる 一石二鳥の旅になるとは… やはり今回の旅 ツイてます♪

さらに驚いたことには… フグ料理のお値段。自治体をあげてフグのプロモーションをしているらしく 今 能登半島では 「フグ料理お値段統一メニュー」というものを提供しています。

加盟する寿司屋・居酒屋などで フグ料理基本五品が出て たったの三千円。

ただし それぞれのお店にお任せなので 何が出るかはわからない… けど 十分いいじゃな~い?と思って行ったら 内容がまたすごかった。

このお値段だから おつまみ程度だろうな~ まさかお刺身は無理よね~ などという控えめな期待を 見事に裏切る内容。

味噌味のしっかりついた お酒にぴったりのフグの乾きものから始まり フグのタタキ、酢の物、煮物、一夜干し、天ぷら… そもそも五品と思っていたところに 六品も出てきた。さらに ガイジンがやってきたからか 「こちらサービスです」と フグの巣ごもりなる ゼリーで固めた見た目も涼やかな一品まで出てきて 計七品のフグ尽くし。

やはり天然だからか ふわっとして とても美味しかった。しかし七品は食べきれずの私。でも向かいには 頼もしき存在 マッティアがいてくれる。

私の分も難なく平らげたのみならず ここおそば屋さんだよ、と言ったら まだ食べてないから経験せねば、と 天ぷらソバまでオーダー、そして完食。さすがイタリア人の胃袋は寛大であります。

宿泊した輪島に何軒かある "お値段統一フグメニュー"のお店のうち 何となくカンで 蕎麦屋さんが本業である「そば新橋」さんに決めたけど 見事に大正解だった。どれも美味しかったけど 特に天ぷらが絶妙だったな…

店内も 平日だと言うのに 気づけば地元の人で満席で。てことは そういうことだ。

能登についてからフグ日本一を知り お値段統一メニューは当日発見し 迷わず大当たり店に当たる… どうもこの旅は 彼らの願いがスムーズに叶うように 何かに導かれているように感じられてならない。



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