【フレンドリーと高級感は一致する】

【フレンドリーと高級感は一致する】
先週、用事があってミラノに行きました。
20:20の最終には
乗れそうになかったので(早ぇよっ)
この夏 頑張った
自分へのご褒美もこめ
ミラノの四ッ星ホテルに
ご宿泊~ ☆★☆★
する事にいたしました。
いつも利用する、Booking.comで
場所・お値段共に
いいのも見つけたもので…
結果は、かなり 
★☆当たり☆★ でしたね。
リニューアルされたらしいロビーには
モダン・デザインなチェアが並び
洗練された空間。
チェックイン時間より
早く到着してしまった私に
エスプレッソを出してくれるという
心遣い。
部屋も、シンプル
モダンかつ格式ある内装で
リクエスト通りのバスタブもしっかり♪
翌朝の朝食はホテル最上階、
全面ガラス張りのホールで
ミラノの朝を一望しつつ。
朝食の種類も豊富で、また
グルテンフリーのパンなど
こだわりが見られるのも素晴らしい。
・・・・・・・・・・・・・・・
たまには しっかりと
上質なものに触れるのが大切、
とは よく言いますが
本当に今回は
お得にいい思いと、
いろいろ 勉強させていただきました。
・+αの心遣い。
・良質な素材で作られる、
深みのある空間。
・こだわりのコンセプトで
顧客の印象に、より残る事
そしてもうひとつは、
・フレンドリーと 高級感は共存できる
という事です。
一般的に、高級ホテルでは
親切・丁寧だけど
どっか よそよそしい。
格式ばっていて ちょっと
肩が凝る事、ありませんか?
一方、
「あそこフレンドリーだったね」
という時、そこは大抵
B&Bだったり
カジュアルな二ッ星ホテルだったり。
でも、今回のこの四ッ星さんでは
違いました。
レセプションは丁寧だし
雰囲気に格式は感じるのだけど
なんか、近しい、ナチュラルな感じが
するんですよね。
それはきっと、
100室以下、というホテルの規模や
モダンでシンプルな内装、といった
物理的面もあると思いますが
一番はやはり、イタリア人 という
気質のなせる技かなぁ、と思いました。
レセプションの人達は
丁寧に顧客の対応をする側で、
同僚同士、普通に 業務の話を
しているのです。
ーあの部屋どうなった?
ー205号室のリクエスト、やっといてね
日本だったら、こういう内輪の話って
お客さんの前では しないか
かなり 小声でしますよね。
でもここでは
フツー でした。
朝食の時も、
ふとしたことから
ウェイトレスの女性と会話が始まり
出身はどこなの。
私は海育ちだから、山は無理ねぇ。
イタリアはどこもきれいよね。
…等々、
10分くらい 話しこんでしまいました。
こんなこと、日本では 
xxxご法度xxx ですよね。
日本では、『外』と『内』を
しっかり分ける気質があると
思います。
だから、
こういった公共の場で
サービス側の 
『個』や『プライベート』が
顔を出す事を
毛嫌いするように思います。
それはそれで、
仕事への立派な姿勢だし
それが美しいとも思うけど
時々、丁寧すぎて 
ちょっと疲れるなぁ…と
思うとき、ありませんか?
フレンドリーを演出してるんだけど、
かなり表面的で
かえって不気味だったり…
たぶん、サービスする側も
マニュアルだらけで
疲れるんじゃないかな。
互いの為にも もう少し、
イタリアっぽく
ゆるくなってもいいんじゃないかなぁ、
と感じましたね。
・・・・・・・・・・・・
その国 それぞれに
いい所があります。
イタリアは、こんな
どこに行っても 
”人の匂い”があるところ。
日本は、世界に誇る先端技術や
精密機器に代表される、
モノづくりに妥協しない集中力。
お互いが、自分のいい点を
誇り、のばすのみならず
足りない点を補っていけたら
より、いい意味で世界の距離は
縮まるのではないかな…と
思った ミラノでの
プチ・セレブな夜でした。

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