Tirano発、半日トレッキングガイド♪ 〜Roncaiola〜 ロンカイオーラ 町歩きだけではなく、ちょっと自然も満喫したい! 通過だけじゃなく、この地方をもっと楽しみたい! そんな声にお応えできるのが、こちら Roncaiolaまでのトレッキングコース。 400メートルの標高差を上がるので、勾配はきつめ。 でも道は整備されているので、ウォーキングシューズでも 大丈夫でしょう。 ただし、膝に自信のない方、石畳を歩くのが 不安な方は、しっかりした装備を! 今回ご紹介しているコースは、歩行者専用の山道。 もうひとつ、やや遠回りですが、 もっと緩やかな車道を行くコースもあります。 ***----------------------------------------*** 所要時間:約2時間(往復、ただ歩くのみと考えて) 難易度: ★☆☆ (初級) |
ふもとから見上げたRoncaiola。 山の稜線上に、小さく白い建物が 見えます。 そこが、これから目指すところ。 Tiranoの町の、住宅地が途切れ りんご・ぶどう畑が始まるあたりから 撮影。 アップはこんな感じ。 |
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ふもとから、すでにパノラマが広がっています。 ここからさっそく、なかなかの勾配ですが こんな景色を見ながらだと キツさも感じません♪ |
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山歩き用の歩道には、 要所要所に こんな標識があります。 スイスと統一の形式で その道から行ける目的地名と、 概ねの所要時間が 表示されています。 所要時間は、割と余裕をもった 設定になっています。 体力のある方、 トレッキングに慣れた方であれば、 それより1−2割 早く到着できるでしょう。 |
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標識のある付近からの眺め。 奥に見えるのは、Tirano市街です。 右が、我が家の愛犬Ila〜イーラ〜 左の犬は… あれ? 近所の犬が、うれしそうに着いて来て 結局は、最後まで同行しました。 うーん、さすがイタリア。 犬も 自由だ☆ |
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トレッキング用の歩道は、 かつて 車道がまだ整備されて いなかった頃の、唯一の“公道”。 当時のままに、石畳の状態で 整備されています。 ブドウ畑の石壁の間をぬい、 途中、かなり勾配のきつい所もあり。 当時の人々が、こんな道を日々通って、 しかも、ただ歩くだけではなく 重い荷物を運んでいたのだと思うと 現代の私達は、なんて弱くなったもんだ… と、ゼーハーしながら 想いをはせるのでした。 |
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ふもと(最初の撮影地点)から ゆっくり15分程度 登った地点より。 Tiranoの町と、それを囲む 3000メートル級の山並みの 風景が、実に爽快&壮大です。 何回見ても、飽きないなぁ! |
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石畳の道を、地道に登ると… (冒頭の地点から、ゆっくりで45分から50分) Roncaiolaに 到着〜〜〜 (^-^)/~ 標高、804メートル。 Tiranoが約440メートルですから 400メートルも 登った事に なるのですね。 標高が高く 山に邪魔されない為 谷間のTiranoに比べ、 冬でも日照時間が長いこの町は 野菜類がおいしく 冬でもサラダ菜などが育つ事で有名。 Tiranoでも こだわりの 八百屋さんは、ここから仕入れています。 この日も…まだ3月半ばでしたが 暑かった! |
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小さな町の、小さな広場。 こんな山の上の町にも、 必ず立派な教会があります。 |
広場の片隅には、 天然・アルプス水の湧きでる水飲み場が。 |
私から 手ですくった水をもらうのを待ち切れず、 立ち上がり直飲みの 近所のワンコ(名前は知らない) |
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Roncaiolaからの眺望。 ん〜、なんて開放的! 毎日、こんな景色を見ながらの生活だったら 考え方も変わりそうですよね。。。 奥に続く谷を、ずーーーっと下っていくと やがて 大都会ミラーノにたどり着きます。 |
町に唯一ある レストラン&バール。 地元のおいしい料理が自慢です。 お昼時にあわせ、ここで昼食をとるのも いいでしょう♪ Osteria Roncaiola 〜オステリア ロンカイオーラ〜 営業時間:10時〜25時 休日: 水曜日 ※ただし、お昼時以降(14時半過ぎあたり)から 夕方までは、 簡単な生ハムやチーズなど、 火を通さないお料理のみになります。 この時間帯は、バールだと思った方がいいですね。 また、週末は地元の人で大変込み合います。 週末・繁忙期希望の時は、予約必須。 | |
このレストランの人気の秘密は… このテラス席☆ 谷間の町々や、山脈を一望しながら いただく新鮮な郷土料理は 最高の思い出のひとつと なるのではないでしょうか…♪ | |
イタリアの街角は、どこも絵になりますね。 | こんな いわば使い古した物を つるしただけなのに、 それがまたいい味になる イタリア人のセンスに乾杯。 |
Tiranoの旧市街を、まっ正面に見おろせます。 …あっ、私の家みっけ♪ わっかるっかな〜 | 本当に暑くて、作業中の彼も 思わず脱いじゃいました。 |