Tirano概要:
イタリアはロンバルディア州北部、イタリアアルプスの谷間に位置し、スイスと国境を接している。
人口、約一万人。

↓イタリア。オレンジ色がロンバルディア州

↓ロンバルディア州。赤点がTirano(ティラーノ)



アクセス:ミラノから電車で約2時間半。基本乗り換えなし。

※時刻表は当HPにも掲載。トップページから探せます。

※時間帯・工事の予定等によっては途中駅Sondrio(ソンドリオ)で乗り換えの便もあります。事前に情報収集をお勧めします。

気候:海抜約440メートル。好天・少雨・低湿度…夏は最高32度くらいまで上がりますが、湿度が低いので心地よい。
冬はやはりアルプス、冷え込みます。真冬だと朝方-4度、日中最高気温+5度くらい。
近年の気候変動でこの地方も以前よりは暖かく湿度も上がってきました。その証拠に4~5年前まではいなかった蚊が定着してしまった… こちらの家屋は網戸がないので夏場は一日中ベープをつけっぱなしにしております。まだ日本に比べれば少ないものの、今後増えるかも知れないと思うと憂鬱…(めちゃくちゃ刺されやすいO型)

特徴:1.2008年世界遺産に登録された世界遺産レーティッシュ鉄道ベルニナ線の始発駅である。
…さすがは世界遺産のネームバリュー。登録後、ぐぐっと観光客が増えました。
予算も増えたのか、Tiranoの町もあちこち修復されてよりこぎれいに。。。

 

特徴:2.素通りなんて冗談でしょ!?旧市街に豪華な教会に…見どころいっぱいの街。

…新市街にある駅から徒歩5分程度で旧市街に到着。かつて町全体が城壁で囲まれていた痕跡やイタリアらしい細道、歴史的建物など見どころいっぱいです。詳細はこちらから

→ Tirano観光、どこを見る?

特徴:3.なんといっても豊かな自然
…周辺はアルプスの山、山、山…どこに目を向けても緑が目に入り、空気も水もとても美味しいです。またこの地域の特徴として山の南斜面一面に、特産品のリンゴとワイン用のブドウ畑が延々と広がっています。急斜面にも埋めるように大小の畑が連なる様は、日本の棚田をほうふつとさせるものがあります。
また、町の至る所に水場があり、年中無休でアルプス水が湧き出ています。
当然、一般家庭の水道水もアルプス水!言ってみれば『水道からエビアン』ですよ。なんて贅沢。

豊かな自然の様子は、当HPのブログやインスタ、管理人のYouTubeチャンネルにて挙げておりますのでご興味ありましたら遊びに来ていただけますと嬉しく思います。

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特徴:3.知られざるグルメエリア…ティラネーゼのソウルフード、そば粉パスタPizzoccheri(ピッツォケリ)始め蕎麦料理 ネッビオーロワイン、高級チーズBitto(ビット)等々。。。

…この地域の伝統料理。そば粉は日本特有かと思っていたら、イタリアにもあるんですね。
「あっさり」の代名詞ともいえる日本のそばとは全く正反対の「超こってり」さが、また新しいおいしさです。

これまでに百名以上の日本からのお客様に召し上がっていただきましたが、皆さんもれなく”美味しい!”と。一度は体験必須のグルメです。

特徴:4.夏も冬も…アウトドア天国!
夏はトレッキング、登山、カヌーといった、お馴染の高原アウトドアが楽しめます。また、日本でも近年ポピュラーになりつつあるロードバイク・サイクリング!これはおすすめです。サイクリング用の歩道が整備されており、 自分のペースで安全に自然の風と景色を楽しむ事ができます。

特にこの地域は、イタリア一周ロードバイクレース、Giro d’Italia(ジロ・ディ・イタリア)でよく登場する心臓破りの坂「Mortirolo(モルティローロ)」、スイスとの国境沿い峠道「Passo del Stelvio(ステルヴィオ峠)」を擁するので、よくジロが通過します。この町Tiranoも5年に一回はスタート地点に選ばれるので、ジロ見学の旅の拠点としてもお勧めです。
冬はもちろんスキー、スノーボード。イタリアアルプスもスイスアルプスも、日帰りで行けちゃいます。
アルペンスキーの他、カントリースキー用の道もよく整備されています。

◆◇◆2026年の冬季オリンピックは「ミラノ・コルティナ」と決まりましたが、わが町Tiranoは、その途中に位置します。ミラノからコルティナダンペッツォに行く場合、必ず通る街!これから盛り上がりそうですね。