ベルニナ線のシンボルとして、また日本では CMやスイス鉄道の旅を紹介する番組などで頻繁に使われていることで ベルニナ線の中でも最も有名な風景、ブルージオ橋。

鉄道技術的に

・急な標高差をカバーするため、ループを描いて線路を造った点。

・しかもそれが 普通はトンネルになることが多いが 青空オープンになっている点。

が 珍しいとか。

 

下車して ここの写真を撮りたい場合 最寄り駅となるのが ここBrusio駅でございます。

駅構内に郵便局併設。ちょっとした観光資料もあります。

駅を降りてからは 坂を下って徒歩5分程度。ただし帰りは上りになるので 少し余裕を持った方がいいでしょう。

途中には、2・3軒レストランもありますので ランチがてらもいいかも知れませんね。

 

車窓からは 残念ながら 栗の木が結構生い茂っていて あっ、グッドアングル…!と思ったとたんに木が映りこみます。伐採してくれ!と思いますが おそらくループの中の敷地は個人所有にて それも難しいのでしょう。栗の木は 毎年すくすくと成長しております(^^; ということで どうしてもいい写真を撮りたい!という方は 下車がベストでしょう。ただし 観光列車にて1時間に1本しかありませんので、なんだかんだで半日はかかることを念頭に。

 

また 初夏や秋口には ループ内や付近で放牧している様子が見られます。牛に刺激を与えたり、牧草地を踏み荒らすことはマナー違反ですので ご注意ください。

※草が生えていない冬場や、刈り取った後の短い芝生状態なら 多少お邪魔してもいいと私は思いますが 草が長く生えている時!この時は厳禁です✖ 踏み荒らされて草が倒れてしまうと 牧草として刈り取る際 機械でうまく拾えないからです。雑草に見える草でも 畜産業を営む方にとっては 大切な資源です。リスペクトし お互いに気持ちのいい旅にしましょう♪

↑ ちょうどループ内放牧中。

↑いつも思う。 線路わきのこの白いお宅は 一体世界中どれだけの人々のアルバムに収まっていることだろうか…

↑撮り鉄さんのガイドで同行した際の写真。6月半ばでしたが 夏のような鮮やかピーカン日和でした。

やはり下車して近くまで行くと いろいろなアングルから撮れて面白いですね。

石造りのループを間近に見ることで 百年以上前の方々の技術と苦労に 頭が下がる思いです。

 

☆おまけ☆

ある日 ベルニナ線新車両の一番前に乗りましたら 運転席が丸見えで 運転手目線でのループ橋が撮れました。あなたも運転手気分でお楽しみいただければ♪

↑前方に ループ橋登場~

↑まだ橋にはなってないけれど すでに左にカーブ中

↑橋突入

↑ぐるっと旋回中

↑橋後半

↑今渡った橋の 今度は下をくぐります。

↑くぐるでぇぇぇ

↑くぐったところを客観的にみると こんな感じ。

 

☆☆おまけ その2☆☆

またとある日 日本人グループさんの後ろの車両にたまたまた乗ったところ…

ごめんなさい 笑っちゃった。

 

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撮り鉄さんに… 「ガイドさんがいると 電車が通る時間とかわかるから 撮影に集中できていいね!」と お褒めの言葉をいただきました。はい、ベルニナ線ダイヤは すっかり頭に入っております。

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