Bernina鉄道(ベルニナてつどう):
Tiranoと、スイスのリゾート地St.Moritz(サン・モリッツ)の間を、約2時間半で結ぶ山岳鉄道。
2008年、ユネスコ世界遺産に登録。
2010年、操業開始から100周年。
アルプスの自然に映える真っ赤な電車がかわいらしい。
6月、スイスの高原を行くベルニナ鉄道
でもかわいいだけではない、かなりの実力派です。
始発地、Tiranoは標高約440メートル。そこから1時間程度で、一気に標高約2000メートルまで登ります。
険しい山肌や、冬には厚く凍てついた湖のそばを、息切れもせず、文句も言わずに登る様は
いとしささえ感じてしまいます。
Tirano出発後約40分後の、
車窓からの風景。
中央奥に見える山脈(三つのツノが連なったような稜線)にご注目。
それから約10分後。
すでにだいぶ登ってきました。
前述の山脈と目線の高さがほぼ同じ感じです。
先程の町並みも、すっかり豆粒以下です。
乗っている私たちは、もちろん快適♪
冬はぽかぽか暖房、夏は屋根のない車両でさわやかな風を感じながら旅を楽しめます。
アルプスの雄大な景色を遠くに近くに眺めながら、写真好きな方は右に行ったり左に寄ったり…
8月。快晴で気持ちいい♪
気温は30度前後まで上がりますが、 なにしろ湿度が低いので

さ・わ・や・か

の一言。
日本のじめじめ夏がつらい方、 おすすめです。
上の写真と同日。しかし…
標高2000メートル付近はもう秋の気配。
おまけに山の天気は本当に変わりやすい!
真夏でも防寒着必須です。
★おまけ★
このベルニナ鉄道は、箱根登山鉄道と
「姉妹鉄道」関係を結んでいることから、
Tirano駅切符売り場にはこんな看板が…
より親近感アップ。

力強い「ティラノ」の文字に気合を感じます。
木材にもこだわって頑張ったんだろうなぁ。。
…でもこれ、日本人しか
わからないだろう。。。


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