馬車での小旅 の巻

今回は、馬車に乗ってのショートトリップをご紹介します。
旅は、ベルニナ鉄道スイス側終点近くの町、 Pontoresina(ポントレジーナ)の駅前から始まります。
ここから馬車に乗って、遠くに氷河も望める絶景地、Val Roseg(ヴァル・ロゼッグ) まで参ります。 
 この日は2月、まだまだ雪深い真冬の風景ですが、天気がよかったので日向はぽかぽか。

10人程度乗れる馬車も、満員御礼状態です。

我々はラッキーなことに、最前列、運転するおぢちゃんの隣に座れることになりました!

・・・ちょっと遅れて乗り込んだことで逆に特等席ゲット。
「人生塞翁が馬」とはこのこと!?


さぁ、全員乗り込んで、寒くないよう各自に毛布も配られたところで、いざ出発!
 

出発地点の風景

出発地点から。はるかかなたに見える三角山を目指します。

馬車

二馬力のオープンカーです。

小川

清流は・・・まだ雪と氷に閉ざされています。
石にこんもり積もった雪がかわいらしい。

終点付近

到着地付近。先ほどの山もだいぶ近くに見えてきました。
もう少しだ、頑張れお馬さん!

約7キロの道のりを小一時間かけてコトコト進みます。
左右にはアルプスの山、間近には清流を眺めながらの旅。
スイスの雰囲気、満点! 

終点には、ホテルも併設のレストランがあるので、山を眺めながらのおいしいひと時を楽しめます。
先ほど目印にした山のふもとに氷河が横たわっているのですが、馬車はその手前数キロメートルまで。
その先、氷河の間近まで行きたい人々は、各々徒歩やカントリースキー、夏場なら自転車で行くこともできます。
冬でも遊歩道はきちんと整備されているので大丈夫。

・・・といってもこの雪じゃあ、正直どこが氷河だかさっぱりわかりません。
レストラン付近の散策だけでも十分、体と心洗われます。
我々もこの日はレストランで一服。

泡泡ビール



















リッチな泡がクリームのようです。

一休みお馬さん

レストランのそばでは、お馬さん達も一休み。
運動後の保温に、きちんと上着をかけています。

おんじ

                            おんじも一休み

ちなみに、夏のVal Rosegはこんな感じです。

ValRoseg夏

馬車終点付近。

レストランから少し進んだ地点。
ここから数キロで、氷河のそばまで行くことができます。

ValRoseg夏2