ワイン収穫「超低速機械」を近くから見てみよう(^^)/

前回ご紹介した

この地域で唯一使われている

機械…と呼べるのか?ぐらい

アナログで低速なブドウ運搬機。

 

近くでレポートしてみました。

 

 

静かで広々としたブドウ段々畑に響く

ピュン ピュン ピュン…という

ワイヤーが巻かれる音が

何とも 愛しいような切ないような。

 

収穫したブドウを入れる

大きな容器を

ワイヤーで吊るしただけの

シンプルな作り。

 

それを

車のエンジン又は

ポータブルの電源で

上から操作して上げ下げ。

 

下から トラックに到着するまで

何とも のんびり。

 

たぶん40年くらい前から

今のままあるのでしょう。

 

動画でもお分かりの通り

ものすごい勾配ですよね。

それを考えたら

こんなスローで原始的な機械でも

あれば とってもありがたい。

 

前回ご紹介した

「ブドウ吸引掃除機」のように

カッコよくないし

効率もめちゃくちゃ悪いけど

 

ブドウ畑に 排気ガスを

まき散らすこともなく

 

ゆっくりな機械に合わせて

ブドウ収穫をしている坂の下では

労働者たちの おしゃべりの声が聞こえ

 

のどかな雰囲気が

まだまだ満点の

この地方が

ますます好きになったのでした。

 

↑機械の元部分。かなり年季入ってます。

日曜大工で作れそうな原始的具合。

晩秋、収穫が終わった頃のブドウ畑と

冠雪したMt.Masuccio(モンテ マスッチョ)

 

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