習うなら一流から~四日で初級から上級へ、スキーデビューしました~

仮死状態のテントウムシが脱皮してパラレルターンと上級コースまで…!
この冬のテーマのひとつ、”スキーをちゃんと滑れるようになる” に向けてつい先日、4日間のスキー個人合宿をしたのですが、その間の自分でも驚く上達ぶりに、冒頭の言葉を改めて実感しました。
雪山の記憶といえば、まだバブルの残り香色濃く残る20代、当時出始めだったボード以来。コブもブイブイ行けるくらい上手くなっていて、調子こいてジャンプしたら着地失敗し右手首骨折。それをきっかけに早期引退?して以来なので実に25年前後ぶりでありました。
そんなわけで、経験は多少あったもののブランク長すぎかつ加齢も手伝って、ほぼ全くの初心者レベルから初日スタートしたものの… 最終日4日目には動画でご覧の通り、中級コースにてわりとパラレルでスムーズにターンできるほどに上達!
ゆっくりなら上級コースにも挑戦できるように!
まさかそこまでは期待していなかったので、4日間気合入れて遠征した甲斐があったな、ととっても大満足のスキー合宿でした。
4日間の上達具合ははこちらに1:24でまとめましたので、良かったらご覧ください。
↓ ↓ ↓

これは、かろうじて過去のボード経験を体がまだ覚えていた、という成果もあろうが、でも一番はやっぱり、一流のコーチに教えてもらった事だと思います。
教え方がプロ!なのはもちろんなんだけど、一流のすごいところは、生徒のどこが足りないか、どこをどう直したらいいか…を的確に見定める目を持っている。
いくら教える術を持っていても、どの引き出しをどのタイミングで開けたらいいのか、差し出したらいいのかわかっていないと、効果的な教え方にはならないと思ってる。生徒が今それを受け取れる状態にないと教えても入っていかないから。
それが、一流のプレーヤーになるのとコーチになれるのは別問題…なんて言われる所以でもあると思うのだけど。
その点、今回のコーチは、一歩ずつ確実に歩を進めさせてくれて、教え方もイメージと理論二刀流でめっちゃわかりやすい! だから上達も早かったんだと思う。
もうひとつ一流に学ぶ利点は、最良のショートカットができる、という点。
プロ講師からのプライベートレッスンなんて、もちろんお金はかかります。
今は本だの動画だの、無料で何でも学べるツールがいくらでもありますが、ケチって自己流で始めると、結局まともに滑れるようになるまで時間がかかる。
そして自己流の結果、変な癖がついてしまってそれを後で修正するとなると大変な時間と手間がかかる(そして多くの場合、変な癖は化石化しちゃって取れない)。
そんな、いわゆるコスパとタイパを考えたら、最初の最も大切な時期に多少お金がかかっても間違いないものを最速で身に着けておいた方が、長い目で見たら一番の近道…ではないでしょうか。
家づくりと同じで、基礎に良質な素材を使ってしっかりした土台作りをしておけば、その上の柱や装飾が揺らぐことはなくつけるのも簡単なのです。
…そう言えば私が、全くイタリア語を話せない状態でイタリアに来た一年目も、現地の外国語大学で複雑な文法の基礎をしっかり学んだお陰で、今、イタリア人への日本語教師や医療通訳などできるレベルにまでなれたんだな、と思う。
…冒頭の言葉【習うなら一流】は以前、アートのお師匠さんからお聞きしたお言葉なのですが、何事においても当てはまる事であるなぁ、とつくづく実感いたしました。
たった4日間でここまで導いてくれた今回のスキー講師さんには、本当に感謝です。
普段は上級レベルスキーヤーのコーチ専門って感じなので、だい~ぶ もどかしい場面もあったと思いますが、私のキャラまで見抜いて丁寧に「ほめて育てる」をして下さいました。
おだてられて木に登ったブタがこれ!
初級者のみならず、もっと上達したい、変な癖を直したい…という上級者にもガチお勧めです。
滑っていて疲れるのは 変な癖がついている可能性大!だそうですよ。
人気の方なので2月下旬まではもう予約いっぱいだそうですが、ご興味ある方はこっそりご紹介しますのでメッセージくださいね。
ちなみに日本なので大丈夫です。
(ここでカミングアウトするが、実は日本帰国中)
帰国ついでにお知らせすると、
冒頭のお言葉を教えて下さったアートのお師匠さんとそのお弟子さん達と一緒に、3月にアートの展覧会を開かせていただく事になりました。場所は福岡市なので私は作品だけの参加となると思いますが、ちらしの画像も貼っておきますので、ご興味ある方は是非遊びに来て下さいね。ワークショップもあるよ。

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