夏の終わりのアルプス山さんぽ~マッターホルンの別の顔をのぞく北壁コース~

世界中の人を惹きつける魅惑の山マッターホルン。黄金比率のあのアングルの良さは言わずもがなですが 少し見慣れたら北壁を間近に見に行くのもお勧め
命を容易に寄せ付けない 黒く荒々しく急峻な山肌は 見てるだけで恐ろしい気もするけれど 数少ないニンゲンに汚染されていないエリアでもあり ここにこそ山神さまの精神が宿っているようにも思われる
↑ この大きさ!距離感バグりそう。手前歩いてる人々と比較してみて。
シュヴァルツゼーから北壁コースに入り間近の真下から見上げると マッターホルンの鎌首部分が本当に大きくよじれているのがわかる
雲の流れに任せて眺めていると 今にも鎌首がこちらに向いて来そうな錯覚に陥ったりして
そして北壁側の谷には 轟々と流れるアルプスの豊かな水の音や 今でも分厚く残る氷河が連なり 雄大な自然の中にお邪魔させてもらっている気持ちになれる
↑北壁の奥にある氷河エリア。写真真ん中へん、山の中腹ちょっと平らになっている部分に山小屋・ショーンビールヒュッテが見えます。見つけられるかな?
**************
蒼いトンボが舞う癒しの湖から氷の世界まで魅せてくれる
距離はあるけど歩きやすい道なのでお勧めです.
歩き始めて間もないところにある山上湖がとっても綺麗でした。蒼いトンボが盛んに舞って…あえてBGMなしで動画にまとめましたので、現地の静かな自然の音と共にお楽しみ下さい
↓ ↓ ↓

※この日着てるのは マッターホルンを目指すアルピニストのベースキャンプ・ヘルンリ小屋でしか買えないヘルンリTシャツ。なんとモンベルブランドです
↑ ヘルンリ小屋を見上げる角度からヘルンリTシャツと共にセルフィる。
↑ 歩き始めのシュヴァルツゼー・ロープウェイ駅。一番マッターホルンに近いので迫力満点。
↑ 駅名にもなっているシュヴァルツゼー(黒い湖)。ほとりには小さな教会。イタリアと国境を接するツェルマットにはカトリックの影響が色濃く、山頂や展望台など主要な場所には必ず教会や十字架があります。白い教会と白い氷河が水面に映る様子はここでしか見られないでしょうね。
↑ 誰もいない…心洗われる風景。
↑帰り道通過する、当エリアでも人気の集落ツムット。屋根寄せ合って冬の寒さから身を守る術なのでしょう。可愛い。
↑ ここでもクロッカス満開。アルプス高地はすっかり秋の始まりです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。