アルプスの花１４・可愛らしい飾りボタン♪トチナイソウ・ピンク
久々でございます、アルプスの花シリーズ
今日は なかなかお目にかかれない可愛いお花に出会えました。
サクラソウの一種、トチナイソウ。
トチナイソウの中でも白いのや茎の長いのやいろいろあるのですが、こちらは岩場に張り付くように密集して可憐な花を群生させる 淡いピンクのトチナイソウちゃん。
理想的お花の形というか 丸っこい花びらが五枚ついて真ん中が黄色いところが 昔誰でも「お花描いて」と言われたら描いた事のある形ではないでしょうか
お花のみならず葉っぱにも注目です。
小さなサボテン的肉厚な葉っぱがバラの花のように重なって密集しています。
こういう葉っぱの形は「ロゼット」と言って 高山植物によく見られる形。
水分が少ないアルプスの高山で 効率的に雨水を保持したり強い日差しに焼けないように・・・等、自然の知恵の結晶だそうです。
みんなでおしくらまんじゅうみたいで微笑ましいですよね。
短い夏にこうして工夫しながら咲き誇るお花達。可憐な中にもみなぎる生命力を感じ、いつも癒されると同時に励まされます。
学名：Androsace alpina アンドロサケ・アルピナ
英名：Alpine Rock-Jasmine
和名：特になし
おまけは 今日のハイキングコースにて。飼い主さんより先に行っては上から見守って待つ黒ラブ（系雑種）ちゃん。早く行きたくてしょうがない感じでした。
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