私達の世界は小さな命に支えられている

ぶどうの苗を剪定中 枝をくるっとひっくり返したら… たまたま枝に引っかかってる枯葉の中でテントウムシさんが冬眠してました。
Una coccinella addormentata sognando la primavera in una foglia di vite, sulla nostra vigna durante la potatura.

本当は切り落とすべき枝だったんだけど 切る部分だけ切ってあとは落ちないように そっと戻しておきました。
こんな薄い掛け物一枚で マイナス5度の朝も北風吹き荒ぶ夜も 雪降り積もる日もじっと耐えていたのかと思うと その強さ健気さに心打たれます。

私たちの食べものを生んでくれる自然は こういった小さな命で成り立っている。葉っぱを食べる虫がいればその虫を食べる虫がいて。それをまた食べる鳥がやってきて種を運んでくれたり受粉に一役かったり…健康な土というのは自然の歯車がうまく自転するので むしろ手がかからない。そしてお金もかからない。農薬も人工的肥料も必要ないから。本当のコスパって何だろう。その答えは自然の中にあるのかも知れませんね🐞

我が家の畑を越冬に選んでくれてありがとう。春はもうすぐです。

とある日の夕暮れ。冬は空が澄んでますます美しい

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