【干支】ウサギが多産な秘密

今年の干支 卯(うさぎ)。
ウサギと言えば多産で有名ですが、それには秘密があるって知ってましたか?

同じ哺乳類でも我々と違う妊娠の仕組みがあるからなんです。

🐰以下の内容はこちらの動画でもご覧いただけます。読むの面倒な方、ながらで聴きたい方は動画をご活用下さい🐰

それというのも、人間や犬など一般的な哺乳類には生理・ヒートというものがあり、メスの排卵リズムのタイミングに合致した時に交尾する必要がありますが、ウサギの場合はそういった決まったリズムというものがありません。ではどうやって排卵するかというと、オスメスが合体し挿入した時の刺激でもって排卵が促されるそうです。なので、それぞれの個体に器質的欠陥がなければ、致したらほぼ妊娠確率100%というわけです。

弱肉強食の自然界では、ウサギは完全に「弱肉」の存在。その中で子孫を残していく為に、男女が出会ったらすぐ受精できるようになっているんですね。また生理があるとその臭いで敵に感づかれるリスクも高まりますから、その点の進化上での工夫もあるのだろうと想像します。

というわけで我が家では、計画的に繁殖させる時以外はある程度大きくなったウサギはオスメスしっかり分けて飼っています。生後4か月くらいからもうオスは生殖活動可能になってくるので、分けとかないとあっという間にやらかします。しかも一回の妊娠で10羽前後も産むので、うっかりするとウサギながらねずみ算式に増えていくわけです。まぁ同じ齧歯目ですし。
そう言えばウサギのオスは絶倫って事でも知られているんですが、それも自然界の中でメスに出会った時いつでもできるように体がスタンバイ…という知恵なのでしょう。

そんなわけで、新年早々下ネタ…というわけではなく、自然の効率的な営みを間近に感じるお話でした。今年も自然と共に生き、自然が教えてくれることをシェアしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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