ドアノブからわかる その家の歴史
Una bellezza quotidiana della mia città #Tirano
細い路地が入り組んで 光と影の遊びが楽しめるのが イタリアの魅力。
時間や季節によって 作る印影も違うので 携帯片手での散歩は欠かせません。
こちらは Tirano西はずれ、聖マリア大聖堂があるエリアにて。とあるお屋敷のドアノブ。
正面から見ると 一見普通のノブですが、午後の影によって 立派なドラゴンが重厚な扉に映し出されます。
こんな凝ったデザインがある家は 少なく見積もっても築300年。今ではもう作れまい。
また、このように凝ったデザインが施されているという事は、当時なかなかのお金持ちの家だったという証でもあります。今は 一般のアパートのように使われていますが 建物の特徴から 当時を偲ぶことができるのも イタリア散歩の楽しい点です。