イタリア最新の感染状況から見えてくる武漢ウィルスの全貌

まずは31917時時点でのイタリアの状況。

総感染確定者数41,035人。前日比5,322人、14.9%増

死者数3,405人。前日比427人、14.3%増

回復者数4,440人。前日比415人、10.3%増

死者・回復者数を除いた実際の感染確定者数は、33,190人。

となります。

↑イタリア政府公表の感染状況表

 

イタリアの国全体の封鎖が始まったのが39日。

それからもう10日経ちますが実際今日の感染確定者数の増加は今までで一番なくらいです。

そこからわかることはつまり、やはりこのウィルスには長い潜伏期間がある、と言うことではないでしょうか。

普段テキトーそうなイタリアですが一度決まった事はかなり厳しく取り締まります。街ではパトカーが巡回しフラフラしてる人にはすぐさま職質しおかげで街は本当にゴーストタウンさながら人っ子ひとりノラ猫一匹見当たりません。なので必要な業務で接触してる人々のリスクを差し引いても今発症してる人は封鎖前に感染した人ではなかろうか、と考えるのが自然ではないでしょうか?

この武漢ウィルスは潜伏期間が約二週間と言われている通り。

恐怖をあおるつもりではありませんがこれが現実なので知っていただいてそれぞれの今後の対策に役立てていただきたいと思っています。

というのも日本での報道を見ているとどうも何とか感染者数を少なめにしたい傾向があるように見えるからです。例えば最近"海外からの帰国者の感染が増えている"と言うけれど駐在や長期留学はさておき12週間程度の旅行者であれば先に日本で感染していた可能性も十分にあるはずでしょう。

検査実施を最小限にしてなるべく時間稼ぎをしたい政府の意向もわかりますし一理ありますが少なくともイタリアの状況を見るにつけこれだけ潜伏期間があって感染力も強く重症化したら後は早いこのウィルスをゆっくり広める的な考えは今は良くてものちのち爆発的な展開になるのではないか個人考えですが心配になります。

昨日から急に名古屋でドライブスルー検査が始まったり大阪と兵庫の行き来を自粛して欲しい、と国が要請したりの動きが出ていますがそれってやっぱり思ったよりヤバくねと思い始めている表れなんではないですかね。

しかし連休の三日間だけ自粛できたとしても何の意味もないと思います。

やるならやる、やらないならやらないと決めたらいいのに。中途半端。

最後にイタリアの例で一点ポジティブなデータを付け加えておきます。

感染確定者総数は41,035人ですが検査した数はすでに182,777人。検査したうちで陽性者率は22.5%に留まります。昨日も書きましたがやみくもに検査してるわけではなく疑わしき症状があったらまずホームドクターに連絡をしドクターが必要と認めた場合に検査しているので症状があっても陽性は10人に23人、という事になります。

新型コロナ潜伏期間で検索したら画像のようなNHKの記事がヒットもサイトに行くと「この記事は見つかりません」

なぜ消えてる?

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