イタリアでコロナ感染者"急増"の理由

〜それだけ検査した結果、ということです〜

2月18日に 初めてのイタリア人コロナ感染者が発覚してから ほんの一週間で250人越にまで急増したことが 日本でも報道されたことを受けて
"イタリアでは 大変なパンデミックとパニックが起きているのではないか"と 日本の知人友人から心配されます。そして 多くの方が同じく感じていらっしゃることでしょう。

しかし実際は 都市部のスーパーこそ 買い占めが起こって多少混乱しましたが ニュースの見出しから受けるような衝撃的なことは 起こっていないのが実情です。

なぜかと言うと この感染者"急増"の意味を紐解けば簡単なこと。

2月18日の初感染者発覚の際に イタリア国はこの人の最近の行動・濃厚接触者を徹底的に洗い出し、可能性のある人には全員 速やかに検査をしたのでした。その手法を続けた結果、まだ5日しか経っていない25日の時点で イタリア国内で合計 約8,600人に対して ウィルス判定検査が行われたのであります。どの州で何人テストしたか、という事も 全てオープンに公表されております。
だから 別にイタリアで特別パンデミックが起きているわけではなく 大量のサンプルを採取した結果、シロかクロか明らかになっただけなのです。

そして 22日には早速、発症元のエリア10の自治体封鎖。24日月曜日からは ロンバルディア州全体の全学校休校、イベントやミサなど 不特定多数が集まる催しの中断、ドゥオモなど有名観光施設も もちろん閉鎖されています。試しに 今日 地元の図書館に行ってみたら やはり休館でした とりあえず3月1日まで。

このように オープンかつ迅速な対応が取られているので 公表された感染者数は多くても それほど不安なく過ごせています。
少なくとも、初めての感染者が見つかってからもう一カ月以上経つにもかかわらず、未だほとんどどこも閉鎖されず 検査もあまりされず 一体どこに潜在的感染者がいて どこが危険なのか安全なのか全くわからない日本より ずっと安心です、残念ながら。

このようにオープンにすることは とても画期的なことではないでしょうか。ちょうど クルーズ船内の様子を告発してくれた岩田医師が仰っていたように、国内 そして街中でも レッドゾーンとグリーンゾーンが なんとなくでもわかる感覚になれるので 無駄な不安なく過ごせる点がひとつ。もうひとつは、感染率も把握できるようになるので 今後の世界的対応にも 役立つことでしょう。
これまでは 中国のどこまで本当か全然わからん数値しかなかったですが イタリア始め おそらく同じく"急増"中の韓国でも 同様に多数のサンプルがあるでしょうから 1人から何人に感染る…という統計が 取りやすくなると期待します。
まぁ イタリアの場合は 挨拶でホッペにチューや、距離が近いうえに声がでかい、会食の時間が日本の少なくとも2倍…などの条件は差し引くとしても。

日本の場合は 数字上は少ないですが、なぜか 頼んでも検査してもらえないケースがたくさんあるそうなので 巷には相当数のキャリアがいる、と思った方がいいですね。

なんだか キンペー氏に寄り添ってどんどんインペー体質になっている印象の日本政府… 草の根か地方自治体レベルで団結して 乗り切っていける事を 海の向こうから切に祈っております。

動画でも撮ってみました。↓

 

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