にほんごは、愛ではじまり恩でおわる。
…イタリア人に ひらがなを教えていて気づいたことだけど…
にほんごって
愛〜あい〜
ではじまり
和〜わ〜 そして
恩〜をん〜
で終わるんですね。
我が人生も かくありたいものである。
↑ 谷川俊太郎さんの絵本。私が子どもの頃読んでた絵本の大部分も、彼のだったなぁ。。。今の子どもにも読み継がれ、しかも新しい? 今も現役なのでしょうか、すごい。
後ろの白くてキラキラした表紙と、グリーンの「不思議な穴」は、来年4月 Tiranoにいらっしゃる造形作家・駒形克己さんの絵本です。
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"いろはにほへと ちりぬるを"しかり
なんと良くできてるな と思う。
あいうえおも この並びになったのは 偶然じゃないのかも。
ガイジンにあいうえおを教える時 わかりやすかろうと"日本語のアルファベット"と説明するのだが 実は アルファベットとは比較にならない奥深い哲学が隠されているのかも知れぬ。だってアルファベットでは とてもこんな言葉あそびできんし。
また、"愛"はアモーレと簡単に訳せるけれど 和・恩は 当てはまる訳語が見つからない。日本文化への理解と共感がないと いくら言葉で説明しても伝わらないものなのだ。それだけ 日本文化が独特ってこと。
素晴らしいにほんご 大切にしたいですね。
JKにパリピ、「わかりみ」など 海外で暮らすオバさんには 最近の日本語がむしろ外国語に聞こえるレベルなのが あれだけれど。