イタリアでも一面トップだった、台風19号

日本で台風一過の日

一体全国でどれだけの被害か まだ全体像がつかめていない時でしたが

その日の朝 たまたまBAR(日本でいうカフェのこと)で

義姉に会ったところ 開口一番

「ちょっと日本何があったの」。

 

国内主要新聞のひとつ Corriere della Seraの一面トップで

今回の台風の惨状が伝えられていました。

一面に続き11面でも詳しく。

↑一面。写真は「東京近郊」と言っているので、千葉か茨城あたりか。

↑11面。台風の進路図と共に、被害の様子をレポートしています。

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事前に 史上稀に見る大型台風、との事で

お店を休みにしたり 電車を運休にしたり

用意していたにもかかわらず

予想を超える甚大すぎる被害が

時間が経つにつれて次々と明らかになり

遠くから故郷を思い心を痛めております。

 

特に 大型河川の氾濫であっという間に水かさが増し

一階部分が柱だけになってしまう光景は

3.11の後 地元仙台の海沿いの街で見た光景と同じで

なぜこんなにも 日本ばかり激しい災害に見舞われるのかと

何とも言えない気持ちになります。

一日も早い復興を祈ります。

 

それはさておき 今回の台風の報道の中で何度か耳にした

印象的な言葉がある。それは

「これからは誰でも被災する可能性がある」

という事。

それは確かだと思う。

これからも気候変動はより激しくなるだろう。

でも そう言った環境変化はさておき

そもそも 日本という国は

もともと自然災害が起きやすい気候と土地柄なのだ。

東は太平洋、西は大陸に挟まれ

複数のプレートの上に位置し

縦長の狭い国土に山脈という背骨が走る

 

一昔前までは リアルに誰もが

いつでも被災者になる可能性があったに違いない。

日本人は 自然の美しさと共に その厳しさも知っていたからこそ

桜・月など自然を愛でる文化や 地方ごとに個性的な祭りが発展したのだろう。

それがいつの間にか 大部分の人は 空も見えない都市に住むようになり

土に触りもせず食べられ スイッチ1つで何でも解決する生活に慣れ

自然というものから まるで無関係になってしまった。

 

しかし今回で そんな快適・便利な都市が被害を受けた時

どれだけモロいものかが露呈されたと思う。

平穏な時はとびきり便利だけれど、

何でも電気に頼る生活、何でも買うしかない暮らしが

いざという時は 真っ先に行き詰まるということ。

災害国に住む私達への大切な教訓を 今回の台風は残してくれたと思う。

 

最後に うちのパートナーが気に入って

良く口にするフレーズをご紹介。ボブ・マーレーの一節。

In this bright future,you cant forget your past.

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