アルプスの花〜8.エーデルワイス

アルプスの花シリーズ その8 〜エーデルワイス〜
学名:Leontopodium Alpinum
英名:Edelweiss

出ました〜 アルプスのお花の主役、エーデルワイスドイツ語で「高貴な白」を意味するだけあって 繊細で真っ白なお姿は 質の良いアンゴラのストールを巻き すっと立つ貴婦人のごとく。茶色い土やグレーの岩肌で覆われた荒々しいアルプスの大地の真ん中で 野生のエーデルワイスに出会えた時は 思わず足を止め 息をのむ美しさです。

こんな過酷なアルプスの環境にあって なぜこんなに羊毛のように柔らかく真っ白な毛をまとうことができるのか… 自然の神秘に改めて感動。

全高最大20センチと小さな花ですが この高貴な白は 純白さとオーラでもって 割と遠くからでも気づくことができます。
しか〜し!問題は 咲いている場所。
一般的に 標高は1,800m以上。そして 人が立ち入りにくい岩石地(要するにがれ場)や結構な急斜面に生える植生があります。まるで人目を避けるようにひっそりと。きつい思いをしてたどり着いた者だけに見せる その高貴なお姿… それだけに 会えた時の感動もひとしおなのかも知れません。

今回 期待せずして偶然会えたこの場所も ツーリストはまず選ばないマイナーコースである谷間の さらに奥。まさかまさかこんなところにあるとは予想していなくて しかも咲いていたのは この二輪のみ。周りを見渡しても 他には全くありませんでした。

だ〜れもいない山の中で 貴重な野生のお花や動物に出会えた時というのは 言葉は発せずとも お互いに気持ちが通じ合った気がして。その空間に 私と相手だけが存在する感覚になることが 多々あります。
この感覚に魅せられて 今日も私は山に向かう。

※サンモリッツ街中には 園芸種化したエーデルワイスがいたる所に飾ってあります。しかし 色はくすんでるし大ぶりだし 野生のエーデルワイスが放つ美と気品のオーラは皆無。園芸種と野生ものは 別モノだと思って下さい。

↑こちらが、園芸種化した「エーデルワイス」。違いが一目瞭然でしょう。

白くもないし高貴さもないし 何より形が崩れてますよね。これをエーデルワイスと呼ぶには抵抗ありまくり。

あと一番の違いは、やわらかさ。野生のは、この白い花びら状部分が本当にふわふわしてますが、野生のはゴワゴワ。見つけたら是非、そっと触れて違いを確かめて下さい。

養殖シャケと天然ものみたいなものだ。大量生産はできるが、本来のクオリティーは消滅してしまう。

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※動画内で手で測った結果…全高はやはり約20㎝でした。

中心部に集まっている黄色い部分、これが花です。周りの一見花びらに見える白い部分は、植物学的には葉の一種。あじさいみたいなもんですな。

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