伊ワイン造りの現場から~ブドウ畑の3月~

伊ワイン造りの現場から~ブドウ畑の3月~

*石塀と同化してるイーラを探せ♪*

二月までに剪定を終えたブドウ畑。三月には そのすっきりした枝を固定する作業が待っています。ブドウ棚に張り巡らせた針金に沿うように 一本いっぽん なるべく真っ直ぐにならして固定していく作業。

あわてたり うわの空で枝を扱うと ポキッといっちゃうので 集中力と根気のいる作業です。

でも ようやく春らしくやわらかくなった青空の下 足元には 生えたばかりの若々しい緑を踏みしめつつ無心で取り組んでいると 枝のみならず 自分の心も整えられていく気がして いわば動きながらの座禅であるなぁ、と よく 日本文化大好きパートナーと話しております。

春雨のあと 新芽からしたたる雨露。そこに映り込む小さな空に感動したり。

切ったばかりの枝からしみ出る樹液を吸いに来たのか まだ星模様もままならぬ 若テントウムシとの出会いにほっこりしたり…

農作業とはほんと 自然のリズムと対話しながらの 地道な作業。

もちろん疲れるけれど 1日頑張って家に帰れば その畑からできたワインが待っている。

自分で食べるものをこの手で作るという幸せ。あ~ 最高。

※アルプス山間部の急斜面を利用したこの地域のブドウ畑は 石塀で囲まれた棚田のようになっています。私が作業中 愛犬イーラはたいてい 少しでも涼を求めて 石塀沿いで待機してるんだけど… 毛色が似すぎて 時々見失う

ちょうどそんな場面が撮れたので あなたも探してみて下さい。イーラが動く前に見つけられたらすごい



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