私が医局前でいつも目にしていたもの

これを言うと たいてい驚かれるのですが…

(ガラじゃないからだよね、知ってるよ ふんふん)

アラフォーハイジの前職は ナースです。

外科と精神科という 言わば対極の科を経験したのですが そのどちらにも 共通して見られる現象がありました。

それが 医局前の風景。

医局とは ドクター達の事務所兼研究所兼 休憩所兼仮眠室兼当直場であり たいてい 建物の奥まったところに 殿の間よろしく守られるようにある。

ヒラのナースごときではとても足を踏み入れられない聖域であるのだが その前だけは何度も通ったものだった。経理課や薬局などへの業務の道すがらである。

そして 毎回通る度に 医局前になぜか スーツに身を包んだ若者が立っているを目にしていた。

最初は不思議に思っていたが 世間知らずの当時の私にも 間もなく理解できた。それが 製薬会社の営業であるということを。

常に おろしたてみたいな 折り目正しいスーツに身を包み 平ナースだろうが誰だろうが 通りかかる人物にはもれなく ソツない表面的笑顔を浮かべる営業の方。

製薬もビジネスである、ということを気づかせてくれた ありがたい存在だ。

先日の投稿 「イタリアの医者は簡単に薬を出さない」に たくさんの共感と 意味あるコメントをいただいて 改めて考えていた過程で思い出したこのエピソードであるが そういった構造が 日本の薬出しすぎちゃう?な現状に一役買っているのではなかろうか。

イタリアでの 医者と製薬会社の関係はまだわからないし そもそも医局という"白い巨塔"構造があるのかも謎であるが こちらのドクターが あまり薬を出さないどころか 自然療法的なことを勧めることからしても 少なくとも癒着はない、あったとしても薄そうである。

私が現場から遠ざかってから すでに10年近くが経とうとしている。今がどうなのかは皆目わからないけれど 処方箋の多さが以前と変わらぬことを考えると あまり変わってない気がひしひしとする。

これで 医療費がかさむから保険料上げますとか、負担率増やしますとか言われても どうもなぁ…

※写真は 久々に降った雪の朝。いつもの通り 雪まみれの顔になった愛犬イーラと 畑の元気な動物たち。ウサギにも雪景色は似合う。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1114339695415144&set=a.156284847887305&type=3

ウサギとは思えないキャラと意思を持った 畑の主、ジージョ。
 

雪に覆われ、段々畑の様子がよくわかるブドウ畑を背景に。
…イーラはまた 雪に顔をつっこんでフガッてなりました。
 

我が家のボスオンドリ。
昨年春に生まれたオンドリがオトコになりつつあるので
最近気が立っている。
 

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