ワイン造り圧搾作業でかかる圧はどのくらい?
~アラフォーハイジとたどる 北イタリア・ワイン造りの路~
今日は、前回に引き続き
ブドウの圧搾作業、Torchiatura(トルキアトゥーラ)の後編です(^^)/
前回記事はこちら → 圧搾作業・Torchiatura前編
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今日は 丸ごと発酵したブドウから液体だけを取り出すのに 一体どれだけの圧が実際かかっているのか…?
そして 圧搾前と後の 正にブドウジュースィからワインらしくになった様子を 画像で感じていただけたら幸いです。
画像の目盛りは 実際に圧がかかっている時のもの。約140kg/㎠… ただし これはすでに液体が多少流れ出し 圧が下がり始めたところであり 最初の最高圧は200kg/㎠ くらいになります。
それってどんだけ…?と なかなか想像がつきにくいと思うので 作業の後の画像もどうぞ。木の囲いを取り外した後も 残ったブドウカス(皮と種)が崩れることなくそびえ立っております。
この熊手みたいな専用用具で 力を込めて取り崩さないといけないほどの固さになるのです。(もちろん男性の作業。私は見るだけ♪)
そして 作業前と後の液体にもご注目☆
圧搾前には 種や繊維質がみられ 色もほんのりピンクがかったブドウジュースでしたが 圧搾しただけで まぁ不思議☆ 色も大人になってすっかりワインらしく♪
アルコール感もあり もうワインかも…!と思いきや 同時にブドウの新鮮な香りと甘みが口に広がり… 正に ブドウジュースとワインの中間、といったところ。これはこれで食前酒に良さそうな 絶妙な味わいでございます。
こういうのはやはり 現地で味わわないといけませんね♪ 400年のワイン貯蔵庫の重み・雰囲気と共に… これぞ 真のヌーボーでござい。
おまけは いつもの裏山に踊る雲。
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