腐らせない貴腐ワイン「スフォルツァート」の味わいとは
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こんな 屈託ないイタリア人の笑顔と飲むと ワインはますます美味しい♪
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昨日 私のイタリア地元産 特製ワイン・Sforzato (スフォルツァート)のお話をアップしたところ たくさんの反響をいただきました。ありがとうございます。
その中でも多かったのが… 「貴腐ワインみたいな味なのかな?」というご感想。
…お恥ずかしながら勉強不足で 私は貴腐ワインという存在を 今回初めて知りました。当然飲んだこともないので確証はないのですが… Wikiさん等々で情報収集したところ・・・
☆ブランデーのような 深い香り
☆濃厚な風味と複雑な味わい
…はい!Sforzato(スフォルツァート)も 正にそのような感じでございます。
腐敗させるわけではないので その製法は違いますが 味に関して言えば 限りなく貴腐ワインに対する表現と近いものがありますので そんな感じをイメージいただければいいかと思います。
…ただひとつ はっきり違う点は
☆甘さ
かと。
貴腐ワインはかなり糖度が高く デザートワインとして飲まれることが多いようですが 「干しぶどうワイン」スフォルツァートは 全然甘口ワインではありません。
むしろ本当にブランデーかウィスキーのように チューリップグラスでくゆらせながら それだけでいただいて十分美味しい 存在感たっぷりの フルボディ・ワインと言えるでしょう。
おそらくその違いは 製法が違うことに加え 品種の違いもあるのでしょうね。一般的に白ワイン用のブドウはもともと甘いのが主なようですが こちらで使用されるのは 北イタリアでしか栽培されないNebbiolo (ネッビオーロ)。生で食べると酸っぱいブドウです。
また 赤ワインなので 色も独特。
干しぶどうにしてから さらに樽で長期熟成してようやくできるワインなので 赤は赤でも ややブラウンがかった 深みのある色をしています。
味のみならず 色までブランデー♪ なのが スフォルツァートなのです。
…ほ~らほら だいぶ飲みたくなって来たでしょう☆
※画像・動画は引き続き Tirano~ティラーノ~のスフォルツァートワイン祭りより。
今日の動画は私の説明なし。じっくりと 初秋の夜長に 400年のお屋敷に響き渡るハープの音色をお楽しみください。
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