エンガディン深掘り~湖を見渡す絶景コース☆
今日はオフになったので、アシスタント犬イーラと共に
今まで気になっていたけれど制覇できていなかったコースを下見に行ってきました。
いやぁ… 絶景すぎて びっくりしましたわ。
等高線マップでは穴が空くほど見つめていたコースで
途中までは行ったことがあったから
何とな~く 予想がついた気になっていました。
が・・・
マップからだけでは 景色まではわからない。
やはり何事も 実践あるのみ☆
を実感させられたコースでしたね~。
動画でもどうぞ ↓ ↓ ↓
もう、サンモリッツを中心とするこのエンガディン地方のガイドをするようになって
5年目になる私。
大抵のコースは歩いたし、絶景と言われる景色もさんざん見てきました。
だから 地図上ただただまっすぐなこのコース。
あんまし期待してなかった、実は…
そんな期待度の低さも手伝ってか、久しぶりにアウェイな心持ちで
感動しまくり 写真のために足を止めまくり そしてイーラに
「…まだぁ?」の目線で見つめられまくり…の一日でした。
雲は多少あった方が、距離感も出て良い。
イーラがいるお陰で スケール感が出て助かるわ♡
7月も末になると、平地では牧草用に草が刈られるので 一時期お花畑が見られなくなる。が、標高が高くまたここのように絶壁に近いところだと、刈られることも放牧の牛に食われることもなく残っている。
*****
この地域はまだまだ 日本の方にはあまり知られていないみたい。
スイスと言えば…
マッターホルンのツェルマット!
アイガーのグリンデルワルド!
はい、大御所が控えておられますからね。
確かにエンガディンには そういったいわゆる「名峰」はない。
そびえる山々も 上記2か所に比べると 全体的に標高が低い。
しかしその代わりに これら大御所には絶対にない
魅力を備えております。
それが、こちらの3つ!
・エリアが広いことによる、景観とコースのバラエティー☆
・谷が開けていることによる、開放感♪
・コースに人が少ない♪
ツェルマットの有名なコースに「湖巡り」がありますが
あんなん、こちらの湖のスケールに比べたら「水たまり」ですやん。
…と言いたくなる 広さの違い。
名峰が映るからこそ 感動を呼ぶが 曇ってたら…?
観光客でめっちゃ混んでるし。
スイスまで来て 写真撮るのに列作りたいですか?
私は遠慮申し上げる。
そして ツェルマット グリンデルワルドの地形と言えば
標高4000-5000m級の山々に囲まれた 深いV字谷。
なので言ってみれば 大概のコースが
・ロープウェイなどで上がって、集落に向かい下って来る。
パターンになる。
しかーし!広いU字谷のエンガディンには
・乗り物で上がって下る
コースの他に
・湖畔散策コース(平行移動)
・森林浴コース(平行移動、あるいは緩い上り下り)
・世界遺産レーティッシュ鉄道(氷河特急・ベルニナ特急)撮り鉄コース
・広くなだらかな山を ゆったりトラバースコース(言ってみれば今回はこれ)
・氷河が目の前に迫る絶景コース
…などなど お好みと体力に合わせて
いかようにもアレンジが可能なのである。
ここ エンガディンにご縁をいただいたものとして
これからもより 知られざるエンガディンの魅力を
ご紹介できたらと思っています。
スイス 行きつく先はエンガディンよ…☆
岩場と一体化してるイーラ