感動した!イタリアのほっこり話☆Grande Italia,Auguri Giulia

【共感したらシェアご自由に♪】

仕事を見つけたダウン症のジュリア。

でも、このままでは仕事場まで

通えない!という問題が発覚。

そこでイタリアのその町が取った

神対応とは…

 

 

昨日たまたま目にした

イタリアのニュースで

えらい感動したので

シェアします。

LaStampaニュース記事の

大体の要約です。

*********

 

このお話の舞台は

ミラノにほど近い街、

Mantova(マントヴァ)。

 

ここに住むダウン症のジュリアさんが

とあるファーストフード店に

就職が決まりました。

 

しかし、ここで問題が。

そのファーストフード店方面に

向かうバスはあるものの、

終点がお店からは遠すぎて

ジュリアが仕事場まで

到着できない!

 

終点からお店までの間には

車がビュンビュン行き交う

国道を横切らなければ

なりません。

 

ダウン症のジュリアにとって

それは大変危険な事。

それは、周りも本人も

わかっていました。

そして彼女の状態から

運転免許証取得も

難しい。。。

 

そこで

地元のバス会社が

取った行動とは…

 

☆ーーーーーーーーーー

ジュリアの為に、

バス路線を延長して

新しいバス停を

作っちゃいました

ーーーーーーーーーー☆

 

そのことによってジュリアは

危険な道路を渡る必要なく

お店の駐車場に

ダイレクトに降りる事が

できるようになったのです。

 

素晴らしい、

フレキシブルな対応。

 

お国柄、

お互い助け合う

リアル・コミュニティが

色濃く残るイタリアらしい

心温まるエピソードでは

ございませんか。

 

同時に感動したのが

イタリアの

バリアフリー意識の高さ。

 

というのも、

彼女の就職が

バイトではなく

正社員だというのです。

 

イタリアは

昨今の日本以上に

ひどい就職難です。

 

大卒でも

正社員で就職できるのなんて

半数行くか行かないか…という状況。

 

そんな中で

いわゆる障がいを持った方が

正社員として就職できるなんて

すごい事ではないでしょうか。

 

しかも、裏方とかではなく

ファーストフード店の

接客業です。

 

このバス停新設に関しても

ダウン症自立支援団体が

バス会社に依頼をし

実現したそうですが

就職に関しても

とてもいいサポートを

されたという事でしょう。

 

そして、当然

受け入れ先の

オープンさもないと

実現しない話。

 

さらには

障がい者雇用を促進するような

法律などの仕組みもないと

なかなか実現しない事では

ないかと思います。

 

日本でも最近は

NHK番組「バリバラ」など

バリアフリー的風土も

育ってきてはいますが

果たして同じことが

今の日本で起こり得るだろうか…

そんな事も

同時に考えさせられた

お話でした。

 

まぁ、これがニュースになる時点で

もちろんイタリアでも

珍しい事なんでしょうけど…

 

障がい者、LGBTなど

大多数と違う事は、

障がいや病気でなくて

個性。

そんな時代の

幕開けの一歩ですね♪

 

ジュリアさん

お仕事楽しんでね(^-^)

 

◆写真は、

ニュース掲載の新聞社

La Stampaの該当記事より抜粋。

 

◆追伸1.

このニュースの原文が気になる方は

こちらをご覧ください。

読みやすいので

イタリア語トレーニングにも♪

→ http://bit.ly/2gYLuY8

 

◆追伸2.

LGBTと言えば

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