それでは根本解決にはなりませんが。
それでは根本解決にはなりませんが。
青森・新潟で強毒性の鳥インフルエンザが発生し飼育されているアヒルやニワトリが32万羽以上「殺処分」されるそうです。殺処分の中継をテレビで見て、思いました。
これじゃ、鳥インフルが発生するのも当たり前。
空調のみで管理された倉庫に図書館の本棚よろしく床から天井までびっしりそびえ立つ鳥さんのケージ。
ケージと言っても方向転換さえままならない実質オリの中で、ひたすら人工飼料だけを食べているのだから、心身のストレスで弱まるのは当然。
そして同じ種類の鳥だけがこれだけ密集しているのだから特定の細菌やウィルスが発生したら一気に広まるのも当たり前。
病気が発生しないように 抗生物質たっぷりの飼料をあげていたって ウィルス達も生きるために進化している。
殺して消毒しまくって、これで問題は解決するのか?
いや、絶対しないでしょう。
遅かれ早かれ、また別の養鶏場で もっと強いウィルスが発生するのも時間の問題。
その時にはまた、動物虐待で育てた鳥たちを何万羽も殺して 良しとするのだろうか?
効率・コスト重視一辺倒で、「いのち」を無視したマーケット。
安さだけを求める消費。
これが限界に来ている…という、
人間ら 身勝手もいい加減にせいよ…という
自然からの警告としか 私には思えない。
写真は、その記事&我が家の畑で自由に歩き回る
ニワトリ。そして彼女が産んでくれたプリプリ卵。
